1961 - 1972

P1800/1800

ガラス繊維補強ポリエステル製ボディのボルボスポーツの発表を行ってから2年後の1959年初頭、ボルボは新しいスポーツカーを発表しました。

この新モデルはP1800として知られるようになり、後にP1800S/1800Sおよび1800Eと名称が変更されました。この新型スポーツカーにはイタリアのスタイルが取り入れられ、1961年に生産が始まりました。

ボルボには自社における生産能力がなかったため、初年度の生産はイギリスで請け負ってもらうことになりました。ボディの生産はプレストスチールが、最終組み立てはジェンソンが請け負いました。その後1963年、P-1800 Sの組み立てはイエテボリとルンドビュー工場へ移管されました。ボディの生産もまた、スウェーデンとオロフストレム工場に移されました。これは、1969年に1800Eとの関連で行われました。ボルボP1800はボルボ121/122Sのフロアパンをベースにしていますが、ホイールベースは短めになっています。エンジンも全く新しい1.8リッターの4気筒エンジンが搭載されました。これは当初100 bhpで開発されましたが、後に108、115、120 bhpと強化されました。

長年にわたり、車の改良は主に新しいエンジンタイプを導入することで実施されてきました。1968年秋、2.0リッターで118 bhpの出力を発揮するエンジンが導入されました。その後1969年には、燃料噴射式のバージョンが開発され、出力がさらに強化されました。

主要諸元

モデル:P1800 / 1800
バリエーション:P1800S、1800S、1800E
生産期間:1961~1972年
生産台数:39,414台
ボディ:クーペ2、2シーター
エンジン:直列4気筒、オーバーヘッドバルブ、1,778 cc、84.14 x 80 mm、5,500 rpmで100 bhp、1968年には5,800 rpmで108 bhpに増強、2.0リッター、1,986 cc (88.9 x 80 mm)、1968年にキャブレターバージョンが出現し、その後1969年には、燃料噴射式、120 bhpが続きました
トランスミッション:4速マニュアルまたはオーバードライブ付き4速マニュアルまたは3速オートマチック、全種ともフロア取り付けのセレクターレバー
ブレーキ:油圧式、前輪:ディスクブレーキ、後輪:ドラムブレーキ、後半のモデルでは全輪ともディスクブレーキ
寸法:全長 440 cm、ホイールベース 245 cm
その他:このモデルは、映画『セイント』(原題:The Saint)で主人公のSimon Templar(ロジャー・ムーア)が運転したことで、非常に有名になりました