2006-2012

C30

69_Volvo_C30_large

このC30により、ボルボは2ドア・プレミアムカー市場への進出を果たしました。2ドア、独立した4座席、そしてガラス製テールゲートを採用したスポーティなデザインは、若い世代のアクティブなユーザーに「ぴったりのボルボ」として、その心をとらえました。

C30は、モダンな外観を備えながらも、ボルボ1800ESを代表とするクラシックなスポーツカーの遺産を確かに受け継いでおり、類似した特徴が見て取れます。また、高い評価をいただいたボルボSCC(セーフティ・コンセプト・カー )をご記憶であれば、魅力的で個性あるガラス製テールゲートにも見覚えがあるかもしれません。

C30のグリルには独自のデザインが施され、中央には大きなアイアンマークを配しています。サイドは、際立ったホイールハウジングとテールゲートに向かって下向きの強いカーブを描くルーフライン、そして上からルーフを見ると、ボートを彷彿とさせる形状となっており、ワイド・ショルダーと相まってスポーティな印象のシルエットを形づくると共に、エアロダイナミクスを向上させています。リアショルダーは力強く丸められ、馬蹄形のテールライトとガラス製テールゲートが、アクセントを加えています。

インテリアに目を向けると、C30の後部座席は2席のセパレート・フルサイズシートとなっており、4人の大人がゆったりと座れる空間と広いレッグルームを確保しています。

C30はコンパクトであるため、限られたスペース内でも極めて軽快な取り回しが可能です。また、高いねじれ剛性を備えたボディ、アクティブなドライビングに適したシャシーセッティング、そして長めのホイールベースが、安定感のある機敏なドライビングをサポートします。

C30は、レーシングカーとしても成功を収めています。ポールスター・レーシングによって開発されたボルボC30 S2000 は、スウェーデン・ツーリング・カー・チャンピオンシップ(STCC)やワールド・ツーリング・カー・チャンピオンシップ(WTCC )に出場しました。

主要諸元

モデル:ボルボC30
生産期間:2006~2012年
生産台数:209,674台(2012年12月31日時点)
ボディ:3ドアコンパクトクーペ
エンジン:直列4気筒DOHC 1,999 cc、直列5気筒 DOHC 2,521 cc、直列4気筒SOHCターボディーゼル1,560 cc、直列5気筒DOHCターボディーゼル1,984 cc
トランスミッション:5速または6速マニュアル、5速オートマチック
ブレーキ:油圧式、四輪ディスクブレーキ
寸法:全長 427 cm、ホイールベース 264 cm