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自動車の排ガス制御に関する発明の中で最も重要とも言われる発明は、1970年代初頭にボルボ・カー・コーポレーション(VCC:本社スウェーデン)で生まれました。ステファン・ワルマン(Stephen Wallman)の指揮の下、O2センサーによって制御される三元触媒コンバーターが開発されたのです。こうした功績を認められ、ワルマンはスウェーデン自動車クラブ(スウェーデン・ロイヤル・オートモービル・クラブ)から金メダルを贈られました(*)。
三元触媒コンバーターとO2センサーを搭載した最初のボルボ車がカリフォルニアに到着した時、米国政府関係者がそのうちの一台を運転して首都ワシントンD.C.の連邦議会に赴き、こう尋ねました。「ボルボ・カーズのような規模の小さな自動車メーカーに可能なことが、米国の自動車メーカーに出来ないのはなぜだ?
これは1976年の出来事です。1970年に空気浄化法(マスキー法)が制定されてから6年が経過しており、この間、自動車業界は米国の排ガス規制が大幅に強化されることを認識していました。そこでボルボは、ワルマンを排ガス技術開発プロジェクトのトップに任命、その後プロジェクトは瞬く間に拡大し、60名ものメンバーで構成されるようになりました。「3つから4つの方法を考えましたが、これ(三元触媒コンバーターとO2センサーの組み合わせ)が最善の方法だと程なく分かりました。排ガスの値だけでなく、運転性能や燃費においても最も優れていたのです」とワルマンは解説しています。
このボルボが開発し、実用化したシステムは数年のうちに型式認定を受け、以来全ての自動車メーカーはこぞってこのシステムを自社製品に取り入れました。しかし、スウェーデン国内で排ガス基準に関する法律が制定され、O2センサーの取り付けが義務化されたのは、これよりずっと後の1989年でした。ワルマンは次のように述べています。「小規模メーカーであるボルボが生んだ2つのユニークな発明が、今ではほぼ全ての自動車に採用されています。それは、O2センサーを取り付けた三元触媒コンバーター、そして自動車史上最も重要な発明のひとつである3点式シートベルトです」ワルマンは既にVCCを引退していますが、今も代替燃料の開発に大きな関心を持っています。
(*)今年2月半ば、ボルボ・カー・コーポレーション在職中に開発した革新的な環境技術が認められ、ステファン・ワルマンにスウェーデン自動車クラブから「クラレンス・フォン・ローゼン賞 金メダル」が贈られました。

「ゴールドメダルと受賞の理由となった三元触媒コンバーターと O2センサーを手に持つステファン・ワルマン」
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この件に関するお問い合わせ先 ボルボ・カーズ・ジャパン 一般のお問い合わせ先 : フリーダイヤル 0120-55-8500
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