佐藤獣医師に聞く ペットとドライブを楽しむ方法
佐藤 貴紀 獣医師
FORPETS group
白金高輪動物病院・中央アニマルクリニック総院長。
全国にも数少ない循環器学会認定医で「一生のかかりつけ医」を推奨するとともに、
専門分野治療、予防医療に力を入れている。
こんな症状がでたら車酔いのサインかも。・頻繁にあくびをする・視線が定まらず落ち着かない・低い声でクンクンと鳴く・口をクチャクチャさせる・口を開けてハァハァする・よだれを垂らす、嘔くこんな症状がでたら車酔いのサインかも。・頻繁にあくびをする・視線が定まらず落ち着かない・低い声でクンクンと鳴く・口をクチャクチャさせる・口を開けてハァハァする・よだれを垂らす、嘔く
安全と体調管理で楽しいドライブに
ひと昔前に比べ、ペットを連れて行けるスポットが増加したことで愛犬と一緒にドライブをする方が増えてきました。愛犬と一緒に旅行できることは飼い主にとって何よりの歓びですが、愛犬にとってもお留守番ではなくご主人の傍にいられるのは嬉しいことです。ドライブ時に注意すべき点はいくつかありますが、その中でとくに気をつけたいのが安全面。
犬がクルマの窓から顔をのぞかせている微笑ましい光景を目にすることがありますが、運転中、愛犬を車内で自由に動ける状態にしておくことは思いもしないケガに繋がる危険が大きいことを忘れてはいけません。犬のカラダが固定されていないと、急ブレーキなどで突発的な力がかかり車内のシートやインパネに打ちつけられて骨折してしまったり、頭を打って痙攣を起こしてしまい病院に運ばれてきた犬たちもいました。
急発進、急停止を避ける優しい運転はもちろん、犬用のシートベルトやキャリーバッグ、ケージなどを使用して愛犬のカラダをできるだけ固定してあげましょう。
ペットの車酔いを起こさないために
安全面とともに気をつけたいのが愛犬の体調管理。犬は環境の変化に弱いためクルマ酔いを起こし、体調を崩すことが珍しくありません。車酔いの原因は車内の揺れやニオイ、ストレスなど様々ですが、大切なのは飼い主がきちんとケアしてあげること。
例えば、車の揺れを感じさせないために、愛犬のカラダを固定することは安全面と共に揺れを小さくし、酔いにくくする効果もあります。また、ドライブ前の食べ過ぎなども気をつけてあげましょう。
車に慣れていない犬の場合は、乗るだけでストレスを感じてしまうこともあるので、日ごろから車に乗ると楽しいというイメージをつけておくことも有効かと思います。
運転中ペットがどのような状態になると体調が悪くなるかを把握してあげると対処しやすいでしょう。愛犬が頻繁にクルマ酔いする場合は、出発前に酔い止めを飲ませてあげることや、嘔いたときなどは水を飲ませてあげたり、休憩をしてリフレッシュさせるなどして、愛犬の体調を管理してあげることが大切です。