未来が今現実に ボルボ・カーズとマイクロソフトが人とクルマの会話を可能に
2016.01.07 | 企業情報

33年以上前、アメリカの人気テレビ番組『ナイトライダー』では、デビッド・ハッセルホフ演じるマイケル・ナイトが、人工知能を備えたクルマ「KITT」と会話をしていましたが、このたびボルボ・カーズとマイクロソフトは、ウェアラブルなクルマとの音声コントロールシステムを発表いたしました。

ボルボ・オーナーはウェアラブル音声認識端末の「Microsoft Band 2 (マイクロソフト・バンド2)」により、ナビゲーションの設定、ヒーターの始動、ドアのロック、ライトの点滅、クラクションを鳴らすなどの操作をボルボの携帯電話用アプリケーション「Volvo on Call」とウェアラブルデバイスを通じて、クルマに指示することが可能となります。

2015年11月、ボルボとマイクロソフトは、「HoloLens」(ホロレンズ)テクノロジーを自動車に初めて導入するという画期的なビジネスコラボレーションを発表しました。HoloLensは、世界初のアイウェア型ホログラフィックコンピュータで将来、顧客がクルマの展示方法や選び方、買い方を一変させるような可能性を秘めています。そして今、ボルボとマイクロソフトは、次世代の自動車テクノロジーを共同開発するという野心的計画における更なる一手として、「Microsoft Band 2」を介した、ボルボ車にリモート音声コントロール機能を提供します。

「ボルボは、最も身近でわくわくするような方法で最新テクノロジーを使うことによって、カーライフをできるだけシンプルかつ便利にすることを目指しています。音声コントロールは、デジタルアシスタンス機能の可能性の始まりに過ぎません」と、ボルボ・カー・グループのエレクトロニクス担当副社長のトーマス・ミュラーは述べています。

現在、ボルボ・カーズは伝統的な自動車分野以外の新たな可能性のあるパートナーシップやビジネスモデルによるイノベーションにより注目し、重点的に開発を始めています。

「イノベーションしようという時、私たちはテクノロジーのためのテクノロジーに関心はありません。それが顧客の生活をシンプルに、より良く、より安全で楽しくしないのなら、そのテクノロジーを使うことはないのです。きっと、誰も想像したことのない、手首につけたウェアラブルデバイスによるクルマとの会話を始めてみようではありませんか」とボルボ・カー・グループの上級副社長兼チーフ・インフォメーション・オフィサーのクラス・ベンドリックは語っています。

「ボルボと進めているパートナーシップが、自動車との関係性を一変させるような、画期的テクノロジーを生み続けています。ボルボとともに、テクノロジーがドライバーの安全性や生産性を向上させる潜在能力を、まさに理解し始めたところです」とマイクロソフトの事業開発担当上級副社長のペギー・ジョンソンは述べました。

「Microsoft Band 2」を介した音声コントロールとボルボのコネクティビティの新たなサービスの提供は2016年春、Volvo on Callの顧客に提供される予定です。

尚、Volvo on Callの日本導入時期は未定です。