ボルボの電気自動車用バッテリー

ボルボの電気自動車を支える、優れたバッテリー技術。安全性を最優先に、長距離走行にも応える設計が施されています。

バッテリー技術を知る

ボルボの電気自動車には、先進的なリチウムイオンバッテリーが搭載されています。内部から外側へと層状に構成されたバッテリーパックは、安全性・耐久性・効率性を重視して設計されています。バッテリー内部では、リチウムイオンが正極と負極の間を行き来することで、正確かつ効率的にエネルギーを伝達。軽量でスマートな構造ながら、高いパフォーマンスと実用的な航続距離を実現しています。

セル

セルはエネルギーを蓄え、放出するバッテリーの最小単位です。NMCセルは高いエネルギー密度を持ち、ロングレンジや高性能モデルに採用されています。LFPセルのエネルギー密度は控えめで、スタンダードレンジモデルに使用しています。

モジュール(またはブリック)

複数のセルを束ねたユニット。より大きなエネルギー単位を形成します。

パック

バッテリー全体のシステム。複数のモジュールに加え、安全性やパフォーマンスを管理・最適化するスマートシステムを内蔵しています。

バッテリーの寿命を延ばすために

ボルボのEVバッテリーは、15年以上または300,000km以上の使用を想定して設計されています。ただし、すべてのバッテリーと同様に、時間の経過とともに容量は少しずつ低下します。では、バッテリー容量の低下に影響する要因とは何でしょうか。

ルーフラックを装備したVolvo EX30、太陽に照らされた山々を背景に雪道を走行しています。

気温

極端な高温や低温は、バッテリーの摩耗を早め、性能や寿命に影響を与えることがあります。

充電ポートにケーブルを接続する手のクローズアップ

充電習慣

バッテリーを頻繁に100%まで充電したり、完全放電を繰り返したりすると、長期的なバッテリーのコンディションに影響します。

充電について詳しく
山並みを背にカーブする道路を進むEX30 Cross Country

運転スタイル

急速充電の多用や高負荷な走行は、バッテリー劣化を早める要因になります。

航続距離について詳しく
銀色のVolvo電気自動車の充電の様子を上空から撮影

バッテリーを長く使うためのヒント

日常のちょっとした工夫が、バッテリー寿命をさらに延ばします。

温度に気を配る
走行や充電の前に、プリコンディショニングでバッテリーを適温に整えましょう。
充電は計画的に
日常使用では20〜90%の範囲を目安に。長距離移動時に100%充電を活用するのがおすすめです(セルの種類によっては100%充電が推奨される場合があります)。
穏やかな運転を意識
スムーズな加速・減速は、バッテリーへの負荷を抑え、走行性能の安定にもつながります。
ソフトウェアは常に最新に
定期的なアップデートにより、バッテリー管理システムは常に最適な状態に保たれます。

バッテリー寿命と健康状態のモニタリング

夕暮れ時の水に囲まれた狭い海岸道路を走るVolvo SUV。

バッテリー保証とサポート

バッテリー保証とサポート

ボルボの電気自動車には、8年間または160,000 km(いずれか早い方)の延長バッテリー保証が付いています。この保証では、高電圧リチウムイオンバッテリーを含む、材料または製造上の欠陥も対象となります。

保証期間中にバッテリー容量が初期値の70%未満になった場合、保証に基づいて修理または交換を行います。

Volvoインフォテインメントディスプレイに、充電状態が50%で、完了予定時間が表示されています。

バッテリーの状態をいつでも確認

バッテリーの状態をいつでも確認

Volvo Cars appと車内のディスプレイで、どこにいてもバッテリーの状態を把握できます。

アプリでは、推定航続距離、充電の進行状況、充電完了までの時間などをチェック可能。充電完了・中断時には通知も受け取れます。充電スケジュールもアプリから設定できます。

車内のディスプレイでは、リアルタイムのエネルギー消費量や回生ブレーキの状況を表示。移動中も、運転中も、常にコントロールできます。

石畳の街角で停車中のEX30、ルーフボックスに荷物を積む人たち

EVバッテリーの定期メンテナンス

電気自動車は構造がシンプル。エンジンを搭載した車に比べて可動部品が少ないため、メンテナンスの負担も軽減されています。スパークプラグ交換やオイル交換、排気系の修理は不要です。

さらに、ボルボでは高電圧バッテリーの予知保全サービスを提供。バッテリーセルの状態を継続的に監視し、異常の兆候があれば早期に対応します。問題が大きくなる前にご連絡するため、メンテナンスの手間を減らし、安心してドライブを楽しめます。

生産施設でVolvo電気自動車のバッテリーモジュールを組み立てている作業員。

バッテリーの製造とリサイクルプロセス

ボルボのEVバッテリーは、倫理的な視点を大切に開発されています。ブロックチェーンなどの先端技術を活用し、コバルトやニッケルといった原材料の調達における透明性を確保。 さらに、バッテリーのリサイクルにも積極的に取り組み、製造前・使用中・使用後のすべての段階で、環境負荷の低減を目指しています。

バッテリーに関するよくある質問

所有期間中にバッテリーを交換する必要はありますか?

バッテリーは、車両のライフタイム(15年以上/約300,000km)を想定して設計されています。保証期間は8年間または160,000 km(いずれか早い方)で、材料または製造上の欠陥も対象となります。保証終了後でも、必要に応じて交換は可能です。

バッテリーの状態はどうやって確認できますか?

モデルに応じて、Volvo Cars appや車内のディスプレイで簡単に確認できます。アプリでは充電残量や推定航続距離、充電状況を、インフォテインメントシステムではエネルギー使用状況やメンテナンス通知を確認可能です。

ボルボのEVバッテリーの安全性について教えてください。

すべてのEVバッテリーにはバッテリーマネジメントシステムが搭載され、使用状況を常に監視・制御しています。バッテリーは専用のセーフティケージ内に保護されており、衝突時にも高い安全性が確保されています。