親子で一緒に環境について考える「廃材と花の工作ワークショップ」
夏休み中の親子にぴったりの環境ワークショップを開催
2025/8/2に開催した「廃材と花の工作ワークショップ」は、廃材と花を使ったアート工作を通して、親子で楽しみながら環境問題についても身近に感じていただくことを目的に開催しました。本レポートでは、ワークショップ当日の様子をお届けいたします。

環境保護活動もされている写真家
講師としてお招きしたのは、写真家として活躍しながら、多摩川の河川敷でのゴミ拾い活動など、環境保護にも力を注いでいる国府田利光さんです。海洋ゴミの問題をテーマに、自ら河川敷や海などで拾ったゴミと花を組み合わせた写真なども撮影されています。ワークショップの冒頭では、国府田さんからゴミの問題について子どもたちにもわかりやすくお話をいただきました。

海洋ゴミがもたらす問題
国府田さんは、ビニール袋がフワフワと浮いている水入りペットボトルを見せながら「ウミガメがビニール袋をクラゲと勘違いして食べてしまう」ことの問題や、実際に国府田さん自身が海辺で拾った緑色の漁網を見せながら「漁網は暗い海の色に同化してしまい、アザラシが絡まって動けなくなってしまう」ことなど、海の生き物たちがどんな風に困っているかを説明します。

クイズで環境問題を考える子どもたち
お話をする中で「海にゴミが増えてしまうとどうなるの?」「どうしておさかなさんたちが困ってしまうの?」「わたしたちが出しているゴミの量はどのくらい?」といった簡単なクイズを出題すると、子どもたちは手を挙げて質問に答えていました。実感が湧きにくい環境問題も、身近なものに置き換えることでよりわかりやすく考えることができます。

海洋ゴミが色とりどりのアート作品に
工作ワークショップでは、環境保護活動の中で拾ったゴミを素材の一部として活用し、自由な発想で作品づくりに挑戦しました。好きな色の板を選び、それに似合う色のお花と、元々はゴミだったプラスチックの破片を選んでもらいます。普段は「ゴミ」として見過ごしてしまうものも、子どもたちの手にかかるとユニークで温かみのあるアートへと変わっていきました。

親子で楽しんでいただいたワークショップ
「親子で楽しむ工作ワークショップ」の仕上げであるアイロンがけは、保護者様と一緒に行いました。子どもたちが時間いっぱいを使って思い思いのカタチに完成した作品は、自由に持ち帰っていただけます。夏休みの自由研究にもぴったりな作品がたくさん出来上がり、子どもたちも笑顔に溢れていました。

ボルボが掲げる環境に配慮した車づくり
ボルボは、温室効果ガス排出量の低減、循環型経済の取り入れなどを掲げ、車づくりにおける環境負荷の低減に取り組んでいます。今回のワークショップでは、その姿勢の一端に触れていただける機会となりました。今後もボルボの魅力を発信するイベントやボルボの最新車両を試乗・体験できるプログラムをご用意して参ります。ぜひお気軽にご参加ください。