【イベントレポートvol.2】
自宅に充電設備がなくてもEVライフは楽しめる
モータージャーナリストの生方聡氏に、VolvoのEX30をサブスクリプションで5か月間にわたりお乗りいただいた経験を中心に、EVライフの楽しさについて語っていただきました。
イベントレポート第二弾
9/27に開催したトークイベント”Join the EV Talk”のレポート第2弾は、EVの充電事情と長距離ドライブについて。 今回は、「基礎充電」と呼ばれる自宅の充電設備を持たずに2台のEVを日常的に利用している生方氏ご自身のリアルなEVライフについてお伝えいたします。
自宅周辺の充電設備を活用で快適なEVライフ
生方氏は、基礎充電を持たずにEVを2台も利用している珍しいEVユーザーです。一般的には、自宅に充電設備がある方が利便性は高いとされていますが、生方氏は自宅周辺の充電設備を利用し、快適なEVライフを送っているとのこと。最近では地方のコンビニにも充電設備は増えていて、充電場所には困らないそうです。
「自宅充電」と「外部充電」
ただ、充電料金には大きな差があり、外で充電する場合、一般的なハイオクガソリンと同じくらいの費用になるので、自宅で充電する方が「燃料費」はかなり安くなると言います。 一方、自宅に充電設備を設置するには費用も必要ですし、共同住宅の場合はそもそも設備の設置自体が難しいこともあるので、「自宅充電」と「外部充電」、それぞれにメリット・デメリットがあるとのこと。

充電中は食事や休憩でリフレッシュ
街乗りだけでなく長距離ドライブも好きで、先日も仙台の鈴鹿サーキットまでEVを走らせたという生方氏。VolvoのEX30ならば、約400kmの片道も1回の経路充電で済むと言います。基本的にはサービスエリアで30分ほど充電し、その間に食事や休憩を楽しむので、「充電のために時間をロスしている」という感覚は全くと言っていいほど感じないそうです。
アプリを活用して充電地点を事前に設定
長距離ドライブの充電計画についてのアドバイスもいただきました。①EVの充電料金は基本的に時間制であること、②EVのバッテリー残量が少ない方が充電速度は速くなるということ。この2つを考慮すると、短い時間でたくさん電気を入れた方が料金の面でもお得になるので、充電施設の場所やその充電器の供給ワット数がわかるアプリを使用して、あらかじめ経路充電をする地点を決めておくのが良いとのこと。

長期オーナー体験で感じたEVの真価
また、生方氏はガソリン車とEVの大きな違いとして、走行中の「静かさ」を挙げていました。以前乗っていたガソリン車と比べて、振動やそれに伴う雑音が少ないので、長距離を運転しても疲労の感じ方が少ないそうです。こういった違いは短い試乗ではわからない魅力であり、5か月間という長期のオーナー体験をしたからこそわかる価値だと仰っていました。
EVの苦労話をご紹介
ここでトークテーマは「EVの苦労話」へ。5年ほど前の夏、EVで仙台に行った際、EVのバッテリーが熱を持ち、充電を受け入れない状態になってしまったそうです。高速道路を満足に走ることもできず、充電設備を求めてサービスエリアをほぼ各駅停車するような状態に。昨今のEVはバッテリーマネジメントがしっかりしているので心配はないですが、「あの時は大変だった」と苦笑しながら語っていました。

この5年でEVの大きな進化を実感
ご自身のEV歴を振り返ると、EV事情はこの5年で大きな進化を遂げていると実感するとのこと。バッテリーマネジメントや騒音の少なさといったEV自体の変化から、充電施設の増加や専用アプリの開発など、EVの利用環境の進化は著しく、これからEVを購入する人は快適なEVライフを送れるのではないかと仰っていました。
EVの魅力を伝えるトークイベント "Join the EV Talk"
今回行ったトークイベント“Join the EV Talk”では、多くの皆様に会場へお越しいただき、生方氏ならではのEVトークをお届けしました。Volvo Studio Tokyoでは、今後もEVの魅力を発信するイベントを開催して参ります。また、VolvoのEVを体験できるプログラムもご用意しておりますので、EVに興味のある方、EVの購入をご検討されている方、ぜひご参加ください。
