チャイルド・セーフティ

後ろ向きのチャイルドシートからブースタークッションまで。小さな命を守るため、長年にわたり革新を続けてきました。

実際の子どもたちのために開発。
実際の車で設計。

 ミニマルな装飾のギャラリーに用意された白い展示台の上に展示されている、金属製フレームにパッドが貼り込まれたチャイルドシート。

すべての世代のためのイノベーション

チャイルドセーフティは、私たちにとって新たな課題ではありません。私たちは、チャイルドシートの革新を通して何十年にもわたり、路上でお子様の安全を確保する方法を切り拓いてきました。初の後ろ向きチャイルドシートからその後に開発されたさまざまな製品まで、チャイルドセーフティは常に私たちが追求する安全技術の中核であり続けています。

チャイルドセーフティの伝統

あなたの大切なご家族を守るため、現実の事故を徹底的に研究しています。

白いシャツ、黄色いレギンス、白い靴下を身につけ、ボルボ車の後ろ向きチャイルドシートに座って笑顔を見せる乳児。

実車による試験で実現した本物の保護性能

ボルボ・カーズ・セーフティセンターでは、実車を使用してチャイルドセーフティの試験を行っています。単なる試験装置だけではなく、実際のクルマを使って検証することで、シートベルトの取り付け位置からチャイルドシートの設計に至るまで、細部にわたり改良を重ねています。私たちは、新生児から学齢期の子どもたちまで、すべての子どもたちの安全を守るために取り組んでいます。それがボルボの安全性を支えているのです。

胸と下腹部の適切な位置にシートベルトを着用してボルボ車を運転する妊婦を斜め前方から捉えた画像。

母親になるあなたへ

妊娠中の方も、必ずシートベルトを着用してください。それが、お母さんとお腹の赤ちゃん、どちらにとっても最も安全な選択です。シートベルトは、ねじれず体にしっかりとフィットするように着用しましょう。腰ベルトはお腹の下のできるだけ低い位置に、肩ベルトは肩のラインに沿ってかけるのが正しい着用方法です。

前席でのチャイルドセーフティ

命を守るデザイン

チャイルドシートに関する推奨事項

ボルボのチャイルドシートとブースタークッションはすべて実際の使用場所である車内と同じ環境で開発され、車内に設置して衝突試験が行われています。

 ボルボ車の後席に設置された後ろ向きチャイルドシートに、シートベルトをしっかりと着用して笑顔で座っている幼児。

ボルボ自身による設計

1972年以来、私たちはチャイルドセーフティを最優先事項として取り組んできました。それは、私たちが実際の事故の調査結果に基づき自社製チャイルドシートを開発した理由でもあります。

後ろ向きチャイルドシート¹

適応身長:61〜115cm

ブースタークッション²

適応身長:105〜150cm

インテグレーテッド・チャイルド・クッション

適応身長:106〜150cm

ボルボのアクセサリーはこちら

なによりも大切なお子様のために

ブースタークッションに座っている子どもにシートベルトを着用させる大人と、ボルボ車の後席で笑顔を見せる子ども。
ボルボ車の後席で子どもがボールで遊んでいるあいだに、ブースタークッションに座ったその子にシートベルトを着用させている大人。
ぬいぐるみを抱えてブースタークッションに座った子どもと、開いたリアドアから上半身だけ車内に入って子どもとぬいぐるみに微笑みかける親。
ブースタークッションに座っている子どもにシートベルトを着用させる大人と、ボルボ車の後席で笑顔を見せる子ども。
ボルボ車の後席で子どもがボールで遊んでいるあいだに、ブースタークッションに座ったその子にシートベルトを着用させている大人。
ぬいぐるみを抱えてブースタークッションに座った子どもと、開いたリアドアから上半身だけ車内に入って子どもとぬいぐるみに微笑みかける親。

Q&A

ボルボはなぜできるだけ長く後ろ向きチャイルドシートを使用することを推奨しているのですか?

私たちは、皆様の大切なお子様を守り抜くことを何よりも大切に考えています。だからこそ、お子様が少なくとも4歳になるまでは、可能な限り後ろ向きチャイルドシートの使用を推奨しています。後ろ向きチャイルドシートは、小さなお子様特有の大きな頭と成長期のデリケートな首をしっかりと保護することができます。お子様の安全性を確保するためにも、可能な限り長くご利用ください。

インテグレーテッド・チャイルド・クッションの特徴はなんですか?

インテグレーテッド・チャイルド・クッションは、設置の手間を省きつつ、お子様の安全を確保することができます。4歳以上のお子様向けに設計されており、車両に備え付けのシートベルトを正しく着用させることが可能。大人と同様の安全性と快適性を提供します。使用する際はクッションを展開するだけで準備完了。不要な場合は簡単に折りたたむことができます。一部車種には2段階に調整可能なインテグレーテッド・チャイルド・クッションも用意されており、お子様の成長に合わせて最適な着座位置に調整可能です。長距離ドライブでの快適性を高めるアクセサリーとして、パッド入りの専用ヘッドレスト&シートカバーもご用意しています。サポート性に優れているので、走行中も安心してお過ごしいただけます。

ボルボ車はISOFIXチャイルドシートに対応していますか?

はい。ボルボ車にはISOFIXアンカーが設置されており、ISOFIXアタッチメントが装備されたチャイルドシート、i-Sizeチャイルドシート、国や地域によりLATCHまたはUASに対応したチャイルドシートを使用することができます。さらに、ボルボ車には大型のロアテザー付き後ろ向きチャイルドシートに対応したアンカーが、フロア部分に設置されています。

なぜボルボは実車でチャイルドセーフティのテストをしているのですか?

ボルボでは、お子様の安全を最優先に考え、業界標準の安全基準を上回る厳格な試験を実施しています。試験プロセスには高度な衝突試験と実際の事故のシナリオ分析が織り込まれており、さまざまな状況でチャイルドセーフティ装備が効果的に機能することを確認しています。また、自社のチャイルドシートやブースタークッションを実際に車両に設置し、現実に起こりうる事故の際に想定どおりの保護性能を発揮できるかについても評価しています。

ボルボ車にはボルボ製以外のチャイルドシートも取り付けることができますか?

ボルボのチャイルドシートはボルボ車に完全に適合するように設計されていますが、多くの他ブランドのチャイルドシートも安全に設置することができます。車両のオーナーズマニュアルとチャイルドシートメーカーのガイドラインをご確認のうえ、適切な設置と使用をお願いいたします。

幼児に最適なブースタークッションはどれですか?

ボルボでは、お子様が少なくとも4歳になるまでは、可能な限り後ろ向きの乗車姿勢を推奨しています。その後はブースタークッションをご利用ください。ブースタークッションを選ぶ際は、体格や年齢、それに乗車距離を考慮し、シートベルトを適切に調整することができ、なおかつ移動時間を快適に過ごすことのできる製品を選びましょう。適切に調整されたシートベルトは、腰ベルトがお尻から太ももにかけて掛かり、肩ベルトが肩の真ん中あたりに無理なく掛かります。バックレストが備えられたブースタークッションは、横方向のサポート性の高さから低年齢のお子様に適しており、特に長距離ドライブでの快適性に優れています。ブースタークッションとインテグレーテッド・チャイルド・クッションは、シートベルトを適切に着用できる高さまでお子様の着座位置を上げることができる、より安全で実用的な選択肢です。車両に搭載されている保護システムとあわせ、お子様の安全性をさらに高めることができます。

チャイルドシートはどのように設置するのですか?

チャイルドシートの正しい設置方法と設置位置についてはチャイルドシートの取扱説明書と車両のオーナーズマニュアルをご確認ください。チャイルドシートがISOFIX、i-Size、UAS、LATCHに対応している場合は、車両側のISOFIXアンカーに固定することができます。チャイルドシートを車両のシートベルトで固定する場合は、取り付け手順に記載された指示に従ってください。ブースタークッションの場合は、お子様とブースタークッションの両方を車両のシートベルトにより固定します。ブースタークッションの取扱説明書に従い、腰ベルトをガイドに通してください。ISOFIXアタッチメントは、主にお子様が使用していないときにブースタークッションが所定の位置から動かないようにするための器具です。

¹ ボルボの後ろ向きチャイルドシートは国や地域により取り扱いがない場合があります。販売中のボルボ製品についてはお近くのボルボ・ディーラーへお問い合わせください。
² ボルボのブースタークッションは国や地域により取り扱いがない場合があります。販売中のボルボ製品についてはお近くのボルボ・ディーラーへお問い合わせください。

* ボルボの先進安全・運転支援機能はドライバー自身による安全運転を前提としたシステムであり、注意散漫な運転、無謀な運転、その他の危険もしくは違法な運転を補助または奨励するものではありません。安全運転の最終的な責任は、いかなる状況でもドライバーにあります。上記の機能は国や地域により標準装備されていない、あるいは選択できない場合があります。