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バッテリー - Start/Stop

Start/Stop 機能を装備した車両には、メインバッテリーと補助バッテリーが備えられています。

Start/Stop機能を装備した車両には、12Vバッテリーが2個装着されています。始動時用の非常にパワフルなバッテリーと、Start/Stop機能の始動手順を補佐する補助バッテリーの2つです。

Start/Stop 機能については、Start/Stop*を参照してください。

車両のメインバッテリーに関する詳細は別のバッテリーによるジャンプスタートを参照してください。

以下の表には、Start/Stop 機能装備車に使用されるメインバッテリーおよび補助バッテリーの仕様が示されています。

 バッテリー
メイン、12V 補助、12V
冷寒始動電流(コールドスタートキャパシティ)[1] - CCA[2](A)

720[3]

760[4]

左ハンドル車:

120[5]

170[6]

右ハンドル車:

120

寸法、L×W×H(mm)

278×175×190

左ハンドル車:

150×90×106[5]

150×90×130[6]

右ハンドル車:

150×90×106

容量(Ah)

70

左ハンドル車:

8[5]

10[6]

右ハンドル車:

8

重要

Start/Stop 機能装備車のメインバッテリーを交換する場合、EFB[7] タイプ以上のバッテリーを取り付ける必要があります。

補助バッテリーを交換する場合、AGM[8] タイプのバッテリーを取り付ける必要があります。

ノート

  • 車両の電流消費量が多いほど、オルタネーターの作動量が増し、さらにバッテリーの充電量を増やす必要があるため、燃料消費量の増加につながります。
  • バッテリー容量が許容最低レベルを下回ると、Start/Stop 機能が解除されます。

電流消費量が多いために一時的にStart/Stop機能が低下した場合には:

  • 運転者がクラッチペダルを踏み込まなくてもエンジンがオートスタート[9]します(マニュアルトランスミッション)。
  • 運転者がブレーキペダルから足を離さなくても、エンジンがオートスタートします(オートマチックトランスミッション)。

バッテリーの位置

P3-1046-s+v60 DRIVe Start/Stop battery location
A: 左ハンドル車。B: 右ハンドル車。
  1. Ikon röd cirkel 1メインバッテリー[10]
  2. Ikon röd cirkel 2補助バッテリー

通常、補助バッテリーが始動時に使用するメインバッテリーより頻繁に点検整備を必要とすることはありません。ご質問や不具合があれば、サービス工場にご連絡ください。ボルボ指定のサービス工場をお薦めします。

重要

以下の指示に従わない場合には、外付けバッテリーやバッテリーチャージャーを接続した後、Start/Stop機能が一時的に機能しないことがあります。

  • 外付けバッテリーまたはバッテリーチャージャーを接続する際、車両のメインバッテリーのマイナス端子は絶対に使用しないでください車両シャシのみがアースポイントとして使用できます。

ケーブルクランプの取り付け方については、別のバッテリーによるジャンプスタートを参照してください。

ノート

車両の通常の電気機能が使用できないほどメインバッテリーが放電してしまい、外付けバッテリーまたはバッテリーチャージャーを使用してエンジンをジャンプスタートした場合でも、Start/Stop 機能は作動し続けます。その後間もなく Start/Stop 機能がエンジンをオートストップさせた場合、バッテリーの充電時間を確保できなかったためにバッテリー容量が不足し、エンジンオートスタートが機能しないおそれがあります。

車両をジャンプスタートした場合、またはバッテリーチャージャーでバッテリーを充電する時間が十分にない場合、車両によるバッテリーの充電が完了するまで Start/Stop 機能を一時的に無効にしておくことをお薦めします。外気温が+15 ℃の場合、車両でバッテリーを少なくとも1時間充電する必要があります。外気温がさらに低い場合、3~4時間の充電時間が必要になることがあります。バッテリーの充電には、外付けバッテリーチャージャーの使用をお薦めします。

メインバッテリーの充電については、メインバッテリー - 概要を参照してください。


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