タイヤ空気圧モニタリングシステム*に新しいタイヤ空気圧を保存する
タイヤ空気圧モニタリングシステム[1]が正しく機能するには、タイヤ空気圧の基準値を保存する必要があります。システムがタイヤ空気圧の低下を警告できるようにするために、この保存操作はタイヤの交換時またはタイヤ空気圧の変更時に毎回行なう必要があります。
例えば、重い荷物を積載して走行する、または160 km/h (100 mph)を上回る高速で走行するときは、タイヤ空気圧をボルボの推奨タイヤ空気圧値に従ってタイヤ空気圧を調整する必要があります。新しいタイヤ空気圧を保存すると、システムはリセットされます。
新しいタイヤ空気圧を基準値としてシステムに保存するには、以下の手順に従ってください。
- 車両をオフにします。
- 運転席側ドアピラーのラベルに表示されている工場装着タイヤ用推奨空気圧を参照して、タイヤを適切な空気圧に調整します。
- エンジンを始動します。
- アプリビューで 車両の状態 アプリを開きます。
- TPMS をタップします。
- タイヤ空気圧を保存 ボタンは、停車しているときにのみ選択できます。
ノート
タイヤ空気圧を保存 をタップします。 - OK をタップして、4輪すべてのタイヤ空気圧の点検と調整が完了したことを確認します。
- 新しいタイヤ空気圧の保存が完了するまで、車両を走行させます。35 km/h (22 mph)を超える速度で車両を走行させると、新しいタイヤ空気圧は保存されます。システムが低タイヤ空気圧を検出するために十分なデータが収集されると、保存の進捗状況を示すアニメーションがセンターディスプレイから消えます。新しいタイヤ空気圧が保存されたことを示す追加の確認は表示されません。
保存に失敗すると、空気圧の保存に失敗しました。 再度お試しください。 というメッセージが表示されます。
排気ガスには、無色・無臭で毒性の高い一酸化炭素が含まれています。このため、新しいタイヤ空気圧の保存手順は、かならず屋外または排気ガス排出装置を備えたサービス工場で行なう必要があります。注意