リアフォグランプバルブの交換
リアフォグランプのバルブは運転席側のトランクリッドパネルのハッチの奥にあります。
リアフォグランプバルブの交換は、ボルボ指定のサービス工場にご依頼ください。ノート
リアフォグランプバルブは以下の手順に従って交換します。

トランクリッドロックのゴム製カバー トランクリッドロックのゴム製カバーを横に広げながらまっすぐ手前に引いて取り外します。取り付けるときは所定の位置まで押し込みます。
トランクリッドのキーパッド 平らな形状のもの(マイナスドライバーやテーブルナイフなど)をトランクリッドのキーパッドの各短辺に挿入し、キーパッドを押し開きます。キーパッドのコネクターを抜く必要はありません。
トランクリッドクローズハンドル ランプが取り付けられている側では、トランクリッドの内側にあるクローズハンドルを取り外す必要があります。幅広の平らな形状のもの(マイナスドライバーやテーブルナイフなど)を押し込んでロックラグ2個を押し込むと同時に、ハンドルを引き出します。取り付ける際には、ロックラグを所定の位置にはめ込むときにクローズハンドルをかなり強く押す必要があります。クローズハンドルを引き出して取り外す場合、あらかじめハンドルのロックラグを両方同時に押し込む必要があります。重要

パネルの固定クリップ トランクリッドの内側(ランプが取り付けられている側)にある外側パネルクリップ3個を取り外します。
クリップの長方形断面を車両の縦方向と合わせます。 クリップを取り外す場合:平らな形状のもの(マイナスドライバーやテーブルナイフなど)をクリップの短辺に挿入し、クリップの両方のロックラグを同時に押し込んでクリップを引き出します。
ヒンジのプラスチックガードはプラスチックリベットとラッチ3個で取り付けられています。 ランプが取り付けられている側のヒンジのプラスチックガードを取り外す場合:マイナスドライバーなどを使用して、プラスチックリベットの中心のピンを押し込みます。次にプラスチックリベットを引き出します。- その後、小さいマイナスドライバーなどを使用して、プラスチックガードのラッチ3個を開き、プラスチックガードを脇に置きます。
- パネルの外した部分を慎重に引き下げて、バルブにアクセスできるようにします。
ノート
ヒンジのプラスチックガード用プラスチックリベットを使用する際の留意点:
- 取り付けにプラスチックリベットを使用する場合、最初にプラスチックリベットのセンターピンを後方へ押してプラスチックリベットから最大限に突き出すようにしてください。
- ヒンジのプラスチックガードが所定の位置に固定されたら、プラスチックリベットをプラスチックガードの穴に押し込んでください。
- 最後に、ピンの端面がプラスチックリベットの表面と同じ高さになるまでピンをプラスチックリベットに押し込んでください。
左側のリアフォグランプ

- バルブホルダーを反時計回りに1/4回して引き出します。
- 切れたバルブを押し込んで反時計回りに回し、バルブホルダーから取り外します。
- 新しいバルブを押し込み、時計回りに回して取り付けます。
- バルブのレンズから汚れ、グリース、水分などを拭き取ります。
- バルブホルダーを時計回りに1/4回して取り付けます。
- パネルを戻し、ヒンジのプラスチックガードおよびその他のパーツを取り外しと逆の手順で取り付けます。
右側のリアフォグランプ
リアフォグランプが右側に装備されている車両には、バルブホルダーにカバーがあるため、バルブを交換する前に行なう必要のあるステップがいくつか追加されます。

右側のランプハウジング(カバー付き) コネクターの側面にあるキャッチを押し込みながら引っ張って、カバーの開口部から中に配線されているケーブルを外します。- トルクT25スクリュードライバーでスクリューをゆるめてカバーを外し、カバーおよびスクリューを脇に置きます。

右側のランプハウジング バルブホルダーを反時計回りに1/4回して外します。- バルブホルダーを引き抜いてください。
- 切れたバルブを押し込んで反時計回りに回し、取り外します。
- 新しいバルブを押し込み、時計回りに回して取り付けます。
- バルブのレンズから汚れ、グリース、水分などを拭き取ります。
- バルブホルダーを時計回りに1/4回して取り付けます。
- カバーを元の位置に合わせてスクリューを取り付けます。
- パネルを戻し、ヒンジのプラスチックガードおよびその他のパーツを取り外しと逆の手順で取り付けます。