アダプティブクルーズコントロール* - 渋滞アシスタント

アップデートされました 2023/06/08

アダプティブクルーズコントロール(ACC – Adaptive Cruise Control) は、運転者が一定の速度を維持し、前方を走行している車両との車間時間をあらかじめ選択した時間に維持するのに役立ちます。

車速が30 km/h未満の場合はアダプティブクルーズコントロールの拡張機能の渋滞アシスタントが機能します。

オートマチックトランスミッション車のアダプティブクルーズコントロールには、渋滞アシスタント("Queue Assist"と呼ばれる場合もあります)が装備されています。

渋滞アシスタントには、次のような機能があります：

アダプティブクルーズコントロールでセットできる最低速度は30 km/hであることにご留意ください。クルーズコントロールは静止するまで別の車両に追従できますが、最低速度未満の速度を選択することはできません。

詳しくは、速度の管理および前方車両との車間時間を確認してください。

対応速度範囲の拡張

運転席ドアを閉め、運転者がシートベルトを着用するまで、クルーズコントロールは起動できません。

オートマチックトランスミッション車では、アダプティブクルーズコントロールにより0～200 km/hの範囲で別の車両に追従できます。

妥当な距離で先行する車両がないと、クルーズコントロールを30km/h未満で起動することはできません。

渋滞時や赤信号など、停止する時間が約3秒以内であれば、自動的に走行が再開します。前方車両が動き出すまでにそれ以上の時間がかかる場合には、クルーズコントロールはオートブレーキによりスタンバイモードになります。運転者は以下の方法のいずれかでクルーズコントロールを再開する必要があります。

または

>	これにより、クルーズコントロールによる前方の車両の追従が再開されます。

渋滞アシスタント機能は、最大4分間車両を静止させておくことができます。それ以上経過すると、ブレーキが解除されます。

詳しくは、「静止時のオートブレーキの終了」の項を参照してください。

アダプティブクルーズコントロールにより30 km/h未満の速度で別の車両に追従している間は、追従対象車両が走行車両から静止車両に変わった場合、クルーズコントロールにより減速されます。

クルーズコントロールにより、30 km/hを超える速度で別の車両を追跡している際に、目標車両が移動中の車両から静止車両に変わった場合には、クルーズコントロールは静止している車両を無視して、セットされている速度を維持します。

アダプティブクルーズコントロールが解除され、スタンバイモードになります：

次のような状況では、渋滞アシスタントは静止時のオートブレーキを停止します。

このため、ブレーキが解除され、車両が動き出す場合があります。運転者はご自分でブレーキをかけ、適切な位置を保ってください。

渋滞アシスタントは最大4分間車両を静止させておくことができます。それ以上経過すると、ブレーキが解除されます。

何段階かの段階を追って運転者に注意が促されます。注意を促す信号は回を重ねるごとに強くなります。

シンボル、メッセージ、その意味についての詳細は、シンボルおよびディスプレイテキストのセクションを参照してください。

このような状態においても、渋滞アシスタントがフットブレーキを解除し、スタンバイモードになります：