パーキングブレーキ

パーキングブレーキは、ホイールを機械的にロック/ブロックし、運転席に誰もいないときに車両を静止させます。

 注意

坂道に駐車する際には、必ずパーキングブレーキを使用してください。状況によっては、ギヤ(オートマチックトランスミッション車の場合はP)に入れておくだけでは、不十分な場合があります。
P4-1220-Parkeringsbroms
コンバインド・メーター・パネルの警告灯

パーキングブレーキの作動

フットブレーキペダルを奥まで確実に踏み込みます。
レバーをしっかり引きます。
コンバインド・メーター・パネルに警告灯 P3 V60H Symbol parkeringsbroms åtdragen-text が点灯します。警告灯はパーキングブレーキをかける強さに関係なく点灯します。
フットブレーキペダルを放して、車両が停止していることを確認します。
車両が動く場合は、パーキングブレーキレバーをさらに強く引くことが必要です。

駐車時はつねに、1速ギヤをかみ合わせておく(マニュアルトランスミッション)か、またはギヤセレクターレバーをP位置(オートマチックトランスミッション)に入れます。

坂道での駐車

上り坂で駐車する場合:

  • ステアリングホイールを車道側に若干回します。

下り坂で駐車する場合:

  • ステアリングホイールを歩道側に若干回します。

パーキングブレーキの解除

フットブレーキペダルを奥まで確実に踏み込みます。
レバーを若干持ち上げ、ボタンを押しながらレバーを解放し、ボタンから手を離します。
コンバインド・メーター・パネルの警告灯が消灯します。

運転者がパーキングブレーキを解除し忘れたまま車速が10 km/hを超えると、警告灯が点灯することに加え、ピーンという音が鳴り、コンバインド・メーター・パネルにもメッセージが表示されて運転者の注意を促します。