タイヤの交換 - タイヤを取り外す
車両のホイールは、ウインタータイヤやスペアタイヤなどに交換することができます。
やむをえず交通量の多い場所でタイヤ交換する場合は、三角警告板(停止表示板)を設置してください。車両およびジャッキ*が、水平で固い地面の上にあることを確認してください。
パーキングブレーキをかけて、ギヤをリバースに入れます。オートマチックトランスミッション車の場合は、ギヤセレクターレバーを P 位置に入れます。
注意
ジャッキが損傷していないか、すべてのネジ山がよく潤滑されているか、泥などが付着していないか確認してください。
ノート
ボルボ社は、車両搭載ジャッキ*のみの使用を推奨しています。ジャッキを使用できる車種名が、ジャッキのラベルに記されています。
ラベルには、指定リフト位置におけるジャッキの最大リフト力も記されています。
装着するホイールとツールを取り出します。スペアタイヤを取り付ける場合、パンクしたタイヤ用のビニール袋と手袋の入ったパッケージがスペアタイヤの場所にあります。
地面に接しているタイヤの前後に輪止めをします。重い木片や、大きな石などで代用しても構いません。
スチールホイール装着車には、脱着式のホイールカバーが付いています。取り外しツールをフルタイヤカバーに引っかけ、引っ張って外します。ホイールカバーは手で取り外すこともできます。
適切なツールを使用して、ホイールナットからプラスチックキャップを取り外します。
ホイールレンチ*を使用して、ホイールナットを反時計回りに½～1回転ゆるめます。
注意
地面とジャッキの間、およびジャッキポイントとジャッキの間に、なにも挟まないでください。
ジャッキポイントは、車両の両側に2箇所ずつあります。ボディワークのフランジがジャッキの頭部の刻み目に当たるようにジャッキ*を巻き上げます。
重要
ジャッキの下の地面が平坦かつ水平で、安定していることを確認してください。
パンクしたタイヤが地面から離れるまで、車体をジャッキアップします。ホイールナットを取り外し、ホイールを外します。
注意
ジャッキで車を持ち上げているときは、絶対に車の下に入らないでください。
車両をジャッキで持ち上げる前に、乗員は全員車の外に出てください。交通量の多い場所でタイヤを交換せざるを得ない場合、乗員は安全な場所に退避しておく必要があります。