RDS機能
RDS は、ラジオのもっとも強い送信波を自動的に受信します。 RDS は、トラフィックインフォメーション(TP)などの受信や番組タイプ(PTY)の検索を可能にします。
RDS(Radio Data System)は、複数のFM放送局を1つのネットワークにリンクします。同一ネットワーク内にあるFM放送局から情報が送信されると、RDSラジオでは次のような機能が使用できます:
- その地域での受信状態が悪いときは、より電波の強い放送局に自動的に切り替わります[1]。
- 番組のタイプ[2]やトラフィックインフォメーションなど、番組のカテゴリーを検索します。
- 現在聞いているラジオ番組からテキスト情報を受信します[3]。
放送局によっては、RDS機能を使用していない場合、またはRDS機能の一部のみを使用している場合があります。ノート
希望の番組タイプが見つかった場合、ラジオは現在使用中のオーディオソースを中断し、放送局を切り替えます。例えば、それまで使用していたCDプレーヤーが一時停止となります。割り込み放送は、プリセットされた音量で再生されます。設定した番組タイプの放送が終了すると、ラジオはその前のオーディオソースと音量に戻ります。
アラーム、トラフィックインフォメーション(TP)、番組タイプ(PTY)といったプログラム機能は、決まった優先順位に従って互いに割り込みます。優先順位が一番高いのはアラーム機能で、一番低いのは番組タイプ機能です。EXITを押すと中断したオーディオソースに戻ります。OK/MENUを押すとメッセージが消去されます。