レーン・デパーチャー・ウォーニング(LDW) - 機能*

レーン・デパーチャー・ウォーニングは Driver Alert System の機能のひとつです。LDW (Lane Departure Warning) と呼ばれることもあります。

この機能は、特定の状況で偶発的に車線から逸脱する危険を低減するために、高速道路や同様の主要道路で使用することが想定されています。

レーン・デパーチャー・ウォーニング(LDW)またはLKA

ボルボでは、車線維持支援機能として2種類のシステムを開発しました。

  • LDW - 車線警告 運転者への警告のみ。
  • LKA - 車線内走行維持補助 (Lane Keeping Aid)、運転者への警告に加え、自発的にステアリング操作も行います。

Volvo V60には、両方のタイプを装備することができます。車両に装備できるシステムは、市場およびエンジンタイプによって異なります。

車両にLDWとLKAのどちらが装備されているか不確かな場合:

  • メニューシステム MY CAR を開き、運転支援システム を確認します。レーン逸脱警告 の場合はLDWが、レーン・キーピング・エイド の場合はLKAが装備されています。

LDWの原理

P4-1220-LKA - Princip
(図は略図 - 実際の車両とは異なります。)

LDWシステムは、車線両側の境界線を感知するカメラで構成されています。

車両が、走行中の車線の左または右の境界線を誤って越えると、警告音によって運転者に注意を促します。

 ノート

車両が車線マークを越えるときに、1回警告します。つまり、左右タイヤの間に車線マークがあるときは警告音がしません。

 注意

LDW は、運転者を補助する機能に過ぎません。走行状況や交通、天候、路面の状態などにより作動しない場合があります。

安全運転を行い、適用されている法律や交通規則に従う責任は、つねに運転者にあります。

  1. * オプション/アクセサリー。