アルコールロック* - エンジン始動前
アルコールロック[1]は、アルコールの影響下にあるドライバーが車両を運転できないようにする機能です。
車両のドアを開けると、アルコールロックが自動的にオンになり、呼気検査の準備をします。

呼気検査用ノズル
電源ボタン
送信ボタン
バッテリーの状況を示すランプ
呼気検査の結果を表示するランプ
ランプにより呼気検査の準備が整ったことがわかります。
- インジケーターランプ(6)が緑になると、アルコールロックの準備が整っています。
- アルコールロックをホルダーから外してください。ロックを解除した時点でアルコールロックが車外にあった場合には、電源ボタン(2)でまず起動することが必要です。
- ノズル(1)を広げ、大きく息を吸い込んで、クリック音が聞こえるまで約5秒間、一定の圧力で息を吹き込んでください。結果は、以下の呼気検査後の結果一覧表に記載されている通りとなります。
- メッセージが表示されない場合には、車両への送信に不具合があったことを示します。この場合は送信ボタン(3)を押して、手動で結果を送信してください。
- ノズルを折りたたみ、アルコールロックをホルダーに収納してください。
- 検査に合格した場合には、5分以内にエンジンを始動してください。それ以上経過すると、もう一度検査を受けることが必要です。
呼気検査後の結果
| インジケーターランプ(5) + ディスプレイテキスト | 意味/対処 |
|---|---|
| 緑色のランプ + アルコガード テスト適合 | エンジンを始動してください。アルコールは検出されませんでした。 |
| 黄色のランプ + アルコガード テスト適合 | エンジンが始動できます。0.1 パーミル以上のアルコールが検出されましたが、法的制限値には達していません[2]。 |
| 赤色のランプ + テスト不適合 1分後再試行して下さい | エンジンは始動できません。検出されたアルコールの量が制限値を上回っています[2]。 |
一定時間運転した後は、30分以内であれば、新たに呼気検査をしなくてもエンジンを再始動することができます。ノート