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バッテリーによるジャンプスタート

メインバッテリーが放電した場合は、他のバッテリーにジャンパーケーブルなどを接続してエンジンを始動することができます。

P3-V60H Start engine w auxillary battery

車両をジャンプスタートする際には、短絡などの損傷を防ぐため、次の手順を厳守してください:

  1. 車両の電気系統をキー位置 0 にします。キー位置 - 各レベルでの機能を参照してください。

  2. 電気を供給する側のバッテリーが12Vであることを確認してください。
  3. 電気を供給する側のバッテリーが他車に取り付けられている場合には、その車両のエンジンを切り、2台の車が接触していないことを確認してください。
  4. 赤いリード線の一方のクランプを他車のバッテリーのプラス端子(1)に接続します。

    重要

    エンジンルーム内の部品と短絡しないように、ジャンパーケーブルは慎重に接続してください。
  5. 自車のバッテリーのフロントカバーのクリップを開けて、カバーを取り外します。メインバッテリー - 交換を参照してください。

  6. 赤いリード線の他方のクランプを車両のプラス端子(2)に接続します。
  7. 黒いリード線の一方のクランプを他車のバッテリーのマイナス端子(3)に接続します。
  8. 黒いジャンパーケーブルの反対側のクランプをアースポイント(右側エンジンマウンティング上部、アウターボルト頭部(4))に接続します。
  9. 始動時に火花が発生することを防ぐため、ジャンパーケーブルのクランプは確実に接続してください。
  10. 「電気を供給する側の車両」のエンジンを始動し、アイドリングよりも若干高い回転数(約1,500 rpm)で数分間回転させます。
  11. バッテリーが放電した車両のエンジンを始動させます。

    重要

    エンジン始動中は、ケーブルのクランプに絶対に触れないでください。火花が発生するおそれがあります。
  12. リード線を逆の順序で外します。先に黒いジャンパーケーブルを外し、次に赤いジャンパーケーブルを外してください。
    黒いリード線のクランプがバッテリーのプラス端子や、赤いリード線のクランプに接触しないよう注意してください。

注意

  • バッテリーからは、非常に引火性の高い、酸素と水素の混合ガスが発生します。ジャンパーケーブルを正しく接続しないと、火花が発生し、バッテリーが爆発するおそれがあります。
  • バッテリー液には、腐食性の強い希硫酸が使用されており、触れると重度のヤケドを負うおそれがあります。
  • 電解液が目、皮膚または衣服に付着した場合は、ただちに大量の水で洗い流してください。目に入った場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

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