長期間の駐車
お車を1か月以上駐車しておく際に推奨されるバッテリー残量は25~50%です。 推奨の残量になるまで車両を使用または充電してください。
バッテリー残量と、充電が機能していることを定期的に確認してください。
ヒント
このマニュアルの別セクションに、長期の駐車に関する詳しい推奨事項が記載されています。
気温が高いときの駐車
重要
車両が極端な温度にさらされないようにしてください。 気温が55°C (131°F)に達するおそれがある場合、24時間以上駐車したままにしないでください。
気温が高い時期は、駐車中に車両を電源コンセントにつなぐことをお薦めします。 高温の状態はバッテリーが損傷する原因になります。特に、高温の状態が長時間続くと損傷の危険性が高まります。 駐車中、車両は自発的にバッテリーを冷却することができますが、電力を使用します。 お車に戻ったとき、バッテリー残量が駐車前と比べて著しく低下している可能性があります。 車両を電源コンセントにつないで充電しておくと、バッテリー残量が低下してバッテリー上がりを起こす危険を冒すことなく、バッテリーを冷却することができます。
気温が高いときは日陰に駐車することをお薦めします。 気温が高い上に強い直射日光も加わると、バッテリー温度が非常に高くなり、冷却の必要性が過剰になるおそれがあります。
気温が低いときの駐車
バッテリーの温度が低い場合、車両はバッテリーが温まるまでバッテリーの性能を一時的に低下させます。 性能が制限された状態で運転しても、バッテリーに悪影響はありません。
温度の低下によるバッテリーの一時的な性能の制限を避けるには、車両を電源に接続して、運転前に車両のプリコンディショニングを行なってください。 そうすると、性能と走行可能距離に影響をおよぼすことなく、バッテリーの温度を上昇させることができます。
温度が-30°C (-22°F)を下回る場合、充電しない状態で24時間以上駐車しないでください。