充電ケーブルの漏電遮断器

充電ケーブルには、漏電遮断器が内蔵されており、システムの不具合により漏電が発生した場合に車両とユーザーを感電から保護します。

充電ケーブルの漏電遮断器が作動した場合、充電ケーブルを電源コンセントに接続したときに充電モジュールのステータスランプ(緑)が点灯しません。または、警告ランプ(赤)が点灯します。電気主任技術者に電源コンセントの点検を依頼するか、または別の電源コンセントを使用してください。

 注意

ハイブリッドバッテリーの充電には、かならず接地された認可済み200V電源コンセント(交流)を使用してください。コンセントまたはヒューズ回路の容量がわからない場合、有資格の電気工事士に依頼して容量を確認してください。ヒューズ回路の容量を超えて充電すると、火災が発生する、またはヒューズ回路が損傷するおそれがあります。

 注意

  • 充電ケーブルの過電圧保護装置は、車両の充電システムの保護に役立ちますが、過負荷が絶対に発生しないと保証することはできません。
  • 明らかに摩耗または損傷している電源コンセントは、絶対に使用しないでください。火災または大ケガの原因になるおそれがあります。
  • 充電ケーブルは、絶対に延長ケーブルに接続しないでください。
  • ハイブリッドバッテリーのメンテナンスまたは交換は、かならず教育を受けた有資格のボルボサービスメカニックが行う必要があります。

 重要

漏電遮断器は、200V電源コンセント(交流)/電気設備を保護しません。