地図データ*の使用によるハイブリッド走行でのエネルギー配分

Hybridドライブモードは車両の通常モードで、ハイブリッド走行のときに電動モーターと内燃エンジンが個別または同時に作動します。ナビゲーションシステム*で目的地を選択した場合、Predictive Efficiency1機能が地図データを使用して、目的地までの経路全体で電気エネルギーを効率的に配分します。

この機能を使用すると、当初は電気で走行しハイブリッドバッテリーが放電した時点で内燃エンジンでの走行に切り替わる形式の通常のハイブリッド走行よりも燃料消費量を低減させることができます。

目的地までの距離が電気走行での走行可能距離(計算値)を超えている場合、この機能は走行距離全体を考慮してもっとも有利になるように電気エネルギーを配分します。これにより、通常のハイブリッド走行で高速道路での高速走行時に電気で走行するなどして大部分の電気エネルギーを使用し、都市部での低速走行時に内燃エンジンを使用するというような状況を避けることができます。

目的地までの最初の50~100 km (30~60 miles)が高速道路で、出発時にハイブリッドバッテリーが完全に充電されている場合が、燃料をもっとも節約することができます。

機能の作動条件

この機能が作動するためには、多くの条件を満たす必要があります。
  • ナビゲーションシステムに目的地が設定され、目的地までの走行距離が電気のみで走行可能な距離よりも長い。
  • Hybridドライブモードが選択されている。
  • Hold および Charge 機能が解除されている。
  • ハイブリッドバッテリーが充電されている。

使用のためのヒント

通勤に車両を使用し職場で車両を充電できない場合は、職場を経由地として、自宅を最終目的地として登録します。ハイブリッドバッテリーの放電が、通勤中と帰宅中の両方で配分されます。

到着しやすくなるように、同様の通勤ルート(2箇所の充電ポイントを結ぶルート)を お気に入り としてナビゲーションシステムに入力してください。

  1. *オプション/アクセサリー。
  2. 1特定市場に適用