
車両はキーレススタート(Passive Start)に対応しているため、エンジンの始動時にリモートコントロールキーを物理的に使用することはありません。
エンジンを始動します。
エンジンを始動すると、エンジンが始動するかオーバーヒート保護機能が作動するまでスターターモーターが作動し続けます。
通常の条件でエンジンを始動する際には、車両の電動モーターが優先されます。ガソリンエンジンはオフのままになります。すなわち、スタートノブを START 方向に回すと、電動モーターが「始動」し、車両が走行を始められる状態になることを意味します。モーターが始動すると、ドライバーディスプレイの表示灯が消灯し、プリセットされたテーマが点灯します。
しかし、気温が極端に低い場合や、ハイブリッドバッテリーが充電を必要としている場合などには、代わりにガソリンエンジンが始動する場合があります。

始動する際に 車の鍵が見付らない というメッセージがドライバーディスプレイに表示された場合は、リモートコントロールキーをカップホルダー内のバックアップリーダーの上に置いてください。その後、再度始動を試みてください。
ノート
リモートコントロールキーをカップホルダーの中に入れる場合、他の車両キー、金属物、電子機器(携帯電話機、タブレット、ノートパソコン、充電器など)がカップホルダーの中にないことを確認してください。カップホルダーに複数の車両キーを近い距離で置いた場合、互いに干渉するおそれがあります。
車両を始動する際に エンジン始動 システム点検中 お待ち下さい というメッセージがドライバーディスプレイに表示された場合は、メッセージが消えるまで待ってから再度車両の始動を試みてください。
重要
3回始動を試みてもエンジンが始動しない場合には、3分待ってからもう一度試行してください。バッテリーが回復すると、始動できる可能性が高くなります。
ノート
ハイブリッドバッテリーが放電している場合、車両は始動できません。
注意
走行中は 絶対に リモートコントロールキーを車両から取り外さないでください。
注意
車両から離れるときには、必ずリモートコントロールキーを車外へ持ち出し、車両の電気系統がイグニッション位置 0 になっていることを確認してください。お子様が車内にいるときには特に注意が必要です。
ノート
冷寒時、エンジン始動後のエンジン回転数が、通常よりも若干高くなる場合があります。これは、エミッションシステムをできるだけすみやかに正常な作動温度にして有害な排気ガスを抑え、環境を保護するためです。