ヘッドアップディスプレイ*
ヘッドアップディスプレイは、速度、クルーズコントロール機能、ナビゲーションなどに関する警告および情報を運転者の視野の中に表示します。ヘッドアップディスプレイには、ロード・サイン・インフォメーションや電話の着信も表示されます。

ヘッドアップディスプレイは、車両のドライバーディスプレイを補完し、ウインドスクリーンに情報を映します。映しだされたイメージは、運転席からのみ見ることができます。
情報を投影するディスプレイユニットはダッシュボードに配置されています。ディスプレイユニットのカバーガラスの損傷を防止するため、カバーガラスの上にはなにも置かないでください。また、カバーガラスに物を落とさないように注意してください。重要

速度
クルーズコントロール
ナビゲーション
道路標識
ヘッドアップディスプレイには、多くのシンボル(以下参照)が一時的に表示されることがあります。

警告灯が点灯した場合、ドライバーディスプレイの警告メッセージをお読みください。

インフォメーションシンボルが点灯した場合、ドライバーディスプレイのテキストをお読みください。
City Safety* がオンになると、ヘッドアップディスプレイの情報が City Safety のグラフィック表示に変更されます。このグラフィックは、ヘッドアップディスプレイがオフの場合でも点灯します。ノート

ノート
以下の場合、運転者にはヘッドアップディスプレイの情報が見えなくなります。
- 偏光サングラスを使用している
- 運転席シートの中央に正しく座っていない
- ディスプレイユニットのカバーガラスに異物がある
- 光の条件が望ましくない
視覚障害をお持ちの場合、ヘッドアップディスプレイの使用中に頭痛やストレスを感じることがあります。ノート
ヘッドアップディスプレイの有効化/無効化および調整は、ヘッドアップディスプレイが画像を表示しているときにのみ行うことが可能です。車両のエンジンンが作動している必要があります。ノート
ヘッドアップディスプレイのオン/オフ
この機能はセンターディスプレイを使用して2通りの方法でオン/オフにすることができます。
機能ビューを使用する場合

ヘッドアップディスプレイ ボタンを押します。
「Settings」(設定)を使用する場合
- トップビューで 設定 を押します。
- My Car→ディスプレイを押します。
- ヘッドアップディスプレイ を選択/選択解除します。
ディスプレイオプションの選択
- トップビューで 設定 を押します。
- My Car→ディスプレイ→ヘッドアップディスプレイオプション を押します。
- ヘッドアップディスプレイにナビゲーションを表示する、ヘッドアップディスプレイでの道路標識情報、ヘッドアップディスプレイにドライバサポートを表示 または ヘッドアップディスプレイに電話を表示 を選択します。
明るさと縦方向の位置の調節
センターディスプレイの機能ビューで ヘッドアップディスプレイの調節 ボタンを押します。- ステアリングホイールの右側キーパッドを使用して、運転者の視野に投影されている画像の明るさと縦方向の位置を調節します。

暗くする
明るくする
位置を上げる
位置を下げる
確定
明るさの調節
グラフィックの明るさは、背景光に合わせて自動的に調節されます。明るさは、他のディスプレイの明るさによる影響も受けます。
フロントパワーシート*のメモリー機能
縦方向の位置をフロントパワーシートのメモリー機能に記憶させることができます。
水平位置の調整
ウインドスクリーンまたはディスプレイユニットを交換した場合、ヘッドアップディスプレイの水平位置の調整が必要になることがあります。調整では、投影画像を時計回りまたは反時計回りに回します。
- センターディスプレイのトップビューで 設定 を押します。
- My Car→ディスプレイ→ヘッドアップディスプレイ校正を選択します。
- ステアリングホイールの右側キーパッドを使用して、画像の水平位置を調整します。

反時計回りに回転
時計回りに回転
確定
清掃
乾いたきれいなマイクロファイバークロスを使用して、ディスプレイのカバーガラスをやさしく拭いてください。必要に応じて、マイクロファイバークロスを軽く湿らせてください。
強いシミ抜き溶剤は、絶対に使用しないでください。取れにくい汚れには、ボルボ純正専用クリーナー(ボルボ指定のディーラーでお求めになれます)のご使用をお薦めします。
ウインドスクリーンの交換
ヘッドアップディスプレイ装備車には、投影画像の表示要件を満たす特殊なウインドスクリーンが装備されています。
ウインドスクリーンを交換するときには、ボルボ指定のサービス工場にお問い合わせください[1]。ヘッドアップディスプレイのグラフィックを正しく表示するためには、適切なタイプのウインドスクリーンを取り付ける必要があります。