電気走行のための計画
電気モードで走行するときには、走行距離をできるだけ伸ばすことができるように、慎重に計画することが重要です。
充電する
- 主電源回路から定期的に充電を行います。つねにハイブリッドバッテリーが完全に充電されている状態で、走行を始める習慣をつけます。
- 充電スタンドがどこにあるか調べておきます。
- 可能であれば、充電スタンドがある駐車スペースを選択します。
ノート
車両はできるだけ頻繁に電源コンセントから充電してください。
プリコンディション
- 可能であれば、主電源回路に接続された充電ケーブルを使用して車両のプリコンディショニングを行います。
- 駐車中に車内の温度が低下したり暑くなりすぎたりするような場所への駐車は避けてください。例えば気温に順応する車庫などに駐車します。
- 車内のプリコンディショニングを実行した後に短時間走行する場合は、可能であれば走行中にベンチレーションファンをオフにします。
- 外気温が低くプリコンディショニングを実行できない場合は、最初にシートヒーターとステアリングホイールヒーターを使用します。ハイブリッドバッテリーのエネルギーが消費されるため、車内全体を暖めることは避けてください。
走行
- 燃料消費量を最小限に抑えるには、Pureドライブモードをオンにしてください。
- 一定の速度で走行し、他の車両や障害物との間に十分な距離を確保して、ブレーキ操作を避けてください。この運転スタイルを実践すると、燃料消費量が最小限に抑えられます。
- アクセルペダルを操作して、必要なパワーのバランスを保ちます。内燃エンジンを不必要に始動することを避けるため、利用可能な電気モーターの電力をドライバーディスプレイのインジケーターで確認します。低速では特に、内燃エンジンよりも電気モーターの方がより効率的です。「ドライバーディスプレイに表示されるハイブリッドに関する情報」の項を参照してください。
- ブレーキが必要なときは、緩やかにブレーキペダルを踏みます。これによりハイブリッドバッテリーが充電されます。回生ブレーキ機能がブレーキペダルに組み込まれており、ギヤ位置が B のときに電動モーターのブレーキで機能を強化できます。
- 高速走行では、エネルギー消費量が増加します。速度が速くなると、空気抵抗が大きくなります。
- 電気での走行可能距離よりも長い距離を高速で走行するときは、機能ビューで Hold を選択します。
- 可能な場合、ハイブリッドバッテリーの充電に Charge 機能を使用することは避けてください。内燃エンジンを使用して充電すると、燃料消費量が増加して二酸化炭素の排出量が増加します。
- 正しいタイヤ空気圧で走行し、空気圧は定期的に点検してください。最適な結果を得るために、ECOタイヤプレッシャーを選択してください。
- 使用するタイヤにより、燃費が変わります。適切なタイヤに関する情報は、ディーラーにお問い合わせください。
- 不必要な荷物は車両から取り出してください。荷物が多いほど、燃料消費も多くなります。
- ルーフ上にスキーボックスや荷物などを載せて走行すると、燃料消費量が増加します。使用していないロードキャリアは取り外してください。
- 不必要に、パワーウインドを開けて走行しないでください。
- 上り坂でアクセルペダルを踏み込んで車両を静止した状態に保つようにしないでください。代わりにフットブレーキを使用します。