エンジンルームの概要
この概要では、サービスと関係のあるコンポーネントをいくつか示します。
車両の電気駆動システムに含まれているコンポーネントの一部は、ボンネットの下にあります。このエリアでは特に慎重に作業を行い、通常のメンテナンスに関連したコンポーネント以外は手をふれないでください。
オレンジ色のケーブルの取り扱いは、必ず有資格者が行う必要があります。注意
注意
車両のコンポーネントの中には高圧電流を使用しているものがあり、取り扱いを誤ると非常に危険です。
- このオーナーズマニュアルに明記されていない部品類には触らないでください。
- エンジンルーム内の各種フルードの点検/補充時には、十分注意してください。

エキスパンションタンク(冷却水)
ブレーキフルードリザーバータンク(運転席側に配置)
ウォッシャー液フィラーパイプ[1]
セントラルエレクトリカルユニット
エアフィルター
エンジンオイルフィラーパイプ
注意
ラジエーターファン(エンジンルームのフロント部分、ラジエーター後ろに配置)は、エンジンを停止した後しばらくしてからでも自動的に回転を開始する場合がありますのでご注意ください。
エンジンの洗浄は必ずサービス工場で実施してもらうようにしてください。ボルボ指定のサービス工場のご利用をお薦めします。エンジンが高温のときは、火災につながるおそれがあります。
注意
イグニッションシステムでは非常に高い危険電圧が使用されています。エンジンルーム内でなんらかの作業をする場合には、車両の電気系統を必ずイグニッション位置 0 にしてください。
車両の電気系統がイグニッション位置 II のとき、あるいはエンジンが高温のときには、スパークプラグやイグニッションコイルにふれないでください。