
RSI が制限速度の道路標識を検知すると、ドライバーディスプレイにその標識がシンボルとして表示されるとともに、スピードメーターに赤色の表示が追加されます。

制限速度のシンボルの他に、「追い越し禁止」などの標識も追加表示されることがあります。

運転者が進入禁止の標識のある道路に進入すると、この標識のシンボルがドライバーディスプレイに点滅して警告します。
車両に Sensus Navigation*が装備されている場合、車両が間違った方向に進行しているかどうかを特定するために地図の情報も使用されます。
音声による警告 機能がオンの場合、進入禁止の入口方向に走行しているときにも警告音が鳴ることがあります。「ロード・サイン・インフォメーションのオン/オフ」の項の「警告音のオン/オフ」を参照してください。
制限区間または高速道路の終点
RSI が制限速度の終了(高速道路の終点など)を表す標識を検知すると、ドライバーディスプレイは対応する道路標識を10~30秒間表示します。
そのような標識の例は:

全制限の終点

高速道路の終点
その後、次の速度関連の標識を検知するまでロード・サイン・インフォメーションは非表示になります。
付加的標識

場合によっては、同一道路上であっても、異なる制限速度標識が掲示されている場合があります。このような場合には、付加的標識が表示されることで、複数の制限速度が適用されていることがわかります。また、現在通行中の箇所は、雨や霧発生時には特に事故が発生しやすい場所であることもあります。
雨に関連した付加的標識はウインドスクリーンワイパーが作動しているときにのみ、表示されます。
車両にトレーラーが接続されているとき、「トレーラー」の付加的標識の付いた速度標識を通過すると、その速度がドライバーディスプレイに表示されます。

制限速度の中には、特定の距離の走行後、または特定の時間帯のみ適用されるものがあります。このような状況では、制限速度を示すシンボルの下の付加的標識で運転者の注意を促します。ドライバーディスプレイの付加的標識には、「DIST」または「TIME」が表示されます。

ドライバーディスプレイの速度シンボルの下にある空フレームの付加的標識のシンボルは、RSI が現在の制限速度の補足となる付加的標識を検知したことを示しています。
Sensus Navigation
Sensus Navigation 装備車では、以下の場合にナビゲーション装置から速度情報が読み取られます。
- 制限速度を間接的に示す標識(高速道路、中央分離帯付き道路、市街地終わり標識など)を検知した場合。
- 前に検知した標識の適用区間が終了したと仮定されるが、新しい標識が検知されていない場合。
ノート
「学校、幼稚園、保育所などあり」の標識

「学校、幼稚園、保育所などあり」の警戒標識が衛星ナビゲーションシステムの地図データに含まれている場合、ドライバーディスプレイにこのタイプの標識1が表示されます。