XC90 Twin Engine レーン・キーピング・エイド

レーンアシストはステアリング操作を行って車両を車線内に戻し、必要に応じて、警告音またはステアリングホイールの振動で運転者に警告します。

レーン・キーピング・エイドは、車線境界線がはっきりと視認できる道路で速度が65～200 km/h (40～125 mph)のときに作動します。

狭い道路では、この機能は利用できないことがあります。この場合は、スタンバイモードになります。道幅が十分な広さになると、機能は利用できる状態に戻ります。

設定に応じて、レーンアシストは以下のように動作します。

ステアリングアシストが作動：車両が車線境界線に接近すると、LKA が軽度のステアリングホイール操舵力を駆使して、自発的にステアリング操作を行い、車両を車線内に戻します。
警告が作動：車両が車線境界線を越えそうになると、警告音またはステアリングホイールの振動により運転者に警告します。

方向指示器を使用している場合、レーンアシストによるステアリング補正または警告はありません。

レーンアシストは、運転者を補助する機能に過ぎません。走行状況や交通、天候、路面の状態などにより作動しない場合があります。

安全運転を行い、適用されている法律や交通規則に従う責任は、つねに運転者にあります。

ステアリングアシスト

LKA ステアリングアシストが機能するためには、運転者が両手でステアリングホイールを握っている必要があります。システムはこの状態をモニターし続けます。

運転者の手がステアリングホイールから離れると、運転者にステアリング操作を自発的に行うように促すため、このシンボルと以下のメッセージが表示されます。

運転者がステアリング操作を開始しない場合は、再度シンボルが表示されるとともに警告音が鳴り、次のメッセージが表示されます。

それでも運転者がメッセージに従わずステアリング操作を開始しない場合は、LKA がスタンバイモードに設定されます。スタンバイモードになると、運転者が再度ステアリング操作を開始するまで機能は利用できなくなります。

方向指示器を使用しているときやカーブをショートカットするときなど、状況により、レーンアシストはステアリングアシストまたは警告による介入のいずれも行わず車線境界線を越えることを許容します。

困難な走行条件では、レーンアシストが運転者を適切に支援できなくなる可能性があります。そのような場合、この機能をオフにしてください。

該当する条件の例：

本機能は一部限界のある車両のカメラユニットを使用しています。「カメラユニットの機能の限界」を参照してください。