ガイドラインとパークアシスト・カメラ*の視野

パークアシスト・カメラは、カメラ画像に線を表示することで、車両とその周辺との位置関係を示します。

ガイドライン

P5-1507-PAC kameravy BAKåt med linjer
ガイドラインが、運転者に表示される際の例

ガイドラインは、その時点でのステアリングホイールの角度に基づいて車両の輪郭の予想進路を示します。これにより、縦列駐車や狭い場所への後退、トレーラーの接続が容易になります。

画面上のガイドラインは、車体後方の地面に引かれたように画面に表示され、ステアリング角に応じて変化します。運転者は、車両が旋回しているときでも、車両の進行方向を確認することができます。

このようなガイドラインには、車両のもっとも突き出た部分(トウバーやドアミラー、車両の角など)が含まれます。

 ノート

拡大時には、ガイドラインは表示されません。

 ノート

  • 車両に電気的に接続されていないトレーラーをけん引中に後退する際には、ディスプレイに表示される線はの経路で、トレーラーの経路ではありません。
  • トレーラーが車両のエレクトリカルシステムに電気的に接続されている場合には、画面には線は表示されません。

 重要

リアカメラ画像を選択した場合、センターディスプレイには車両後方の様子のみが表示されます。後退中にステアリングホイールを操作するときには、車両の横および正面を実際に確認してください。

フロントカメラ画像を選択した場合も同じです。ディスプレイには車両前方の様子のみが表示されるため、後方を実際に確認してください。

ガイドラインは最短のルートを表示します。そのため車両の横に十分注意し、前進中にステアリングホイールを操作する際に横をなにかにぶつけたり、後退中にステアリングホイールを操作する際にフロント部分をなにかにぶつけたりしないようにしてください。

360°ビューのガイドライン*

P5-1519-PAC 360 Hjälplinjer
360°ビューとガイドライン
360°ビューでは、車両の後方、前方、および左右にガイドラインが表示されます(進行方向による)。
  • 前進する場合:フロントライン
  • 後退時:サイドラインおよびリバースライン

フロントカメラまたはリバースカメラを選択した場合、車両の進行方向に関係なく、ガイドラインが表示されます。選択したサイドカメラは、後退時にのみガイドラインの表示に使用されます。

トウバー用ガイドライン

P5-1546-PAC KameraVy Dragkrok
トウバーにガイドラインを適用する
  1. P5-Icon red circle 1牽引棒 - トウバー用ガイドライン*をオンにします。
  2. P5-Icon red circle 2ズーム - 拡大/縮小します。

カメラはガイドラインでトレーラーまでのトウバーの予想軌道を表示することにより、トレーラーを接続しやすくします。

牽引棒 (1)をタップします。
トウバーの予想軌道のガイドラインが表示されます。同時に、車両のガイドラインは表示が消えます。
さらに精度の高い操作が必要とされる場合、ズーム (2)をタップします。
カメラ画像が拡大されます。

車両とトウバーの両方のガイドラインを同時に表示することはできません。

パークアシストのセンサー視野*

車両にパークアシスト* が装備されている場合、360°ビューに障害物を検知するセンサーごとに距離が色分けされて表示されます。

後方および前方のセンサー視野

P5-1507-PAC Färgade sensorfält BAKåt
画面は車両シンボルの右側に色分けされたセンサー視野を表示します。

フロントおよびリバースセンサーの領域は、障害物までの距離が短くなるにつれて色が黄色からオレンジ色を経て赤色に変わります。

フロントおよびリバースセンサー領域の色距離(m)
黄色0.6–1.5
オレンジ0.4–0.6
赤色0–0.4

側方のセンサー視野

サイドセンサー領域はオレンジ色のみで表示されます。

サイドセンサー領域の色距離(m)
オレンジ0-0.3
  1. *オプション/アクセサリー。