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Cross Traffic Alert*

CTA[1] は、後退中に車両後方の左右から近づいてくる車両を運転者に知らせるよう設計された BLIS[2] の補助的な運転者サポートです。

P5-1507-CrossTrafficAlert Princip
CTAの原理

CTA は、駐車スペースから後退して出るときなど、後退中に横方向から近づいてくる車両を検知することで、BLIS を補完します。

CTA はもともと車両を検知するように設計されていますが、条件が整っている場合には、サイクリストや歩行者など、小さめの対象物も検知できる場合があります。

CTA は、車両が後退しているときまたはリバースギヤが選択されているときにのみ作動します。

CTAが横方向から接近してくるものを感知すると、以下の動作によって示されます。
  • 警告音 - 接近してくる側のスピーカー(左または右)から音が聞こえます。
  • 画面のPAS[3] グラフィックのアイコン点灯
  • パークアシスト・カメラトップビューのアイコン
P5-1646-CrossTrafficAlert Screen symbol
画面のPAS[3] グラフィックの CTA アイコン点灯[4]

注意

  • Cross Traffic Alert 機能は、運転を手助けし、安全性を向上させるための補助的な運転者サポートであり、交通条件、気象条件および道路条件によっては対応できない状況があります。
  • 車両を安全に後退させること、および的確に判断することは、つねに運転者の責任です。
  • Cross Traffic Alert は運転者の注意および判断に代わるものではありません。現行の交通規則および規制に従い、ほかの車両と適切な距離をとって、適切な速度で安全に車両を運転することは、つねに運転者の責任です。

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