クルーズコントロールの速度を管理する
クルーズコントロール(CC1)はさまざまな速度に設定することができます。
設定速度の設定/変更
設定速度を変更するには、ステアリングホイールの (1)ボタンまたは (3)ボタンを短くまたは長く押します。
- 短く押す:押すたびに、速度が+/- 5 km/h (+/- 5 mph)単位で変化します。
- 長く押す:速度インジケーター(4)が目標速度に達したら、ボタンから指を離します。
- 最後にボタンを押した後の設定速度がメモリーに記憶されます。
運転者がステアリングホイールの ボタン(1)を押す前にアクセルペダルで車両の速度を上げた場合、ボタンを押したときに運転者の足がアクセルペダルに載っていれば、ボタンを押した時点の速度が記憶されます。
追い越しのときなど、アクセルペダルを踏んで一時的に加速しても、設定には影響しません。アクセルペダルを放すと、車速はクルーズコントロールで設定した速度に戻ります。
フットブレーキの代わりにエンジンブレーキを使用する
クルーズコントロールを使用している場合、フットブレーキで速度を調節する頻度は少なくなります。下り坂では、速度が出すぎてしまい、エンジンブレーキで加速を制限することが望ましい場合があります。この場合、運転者はクルーズコントロールによるフットブレーキの使用を一時的に無効にすることができます。
以下の手順に従ってください。
アクセルペダルを半分程度まで踏み込んで放します。
クルーズコントロールは自動フットブレーキを解除して、エンジンブレーキのみを使用します。
ドライブモード依存のクルーズコントロール
クルーズコントロールによる速度の維持方法は、選択中のドライブモード2 によって異なることがあります。
クルーズコントロール Eco Cruise
ECO ドライブモードでは、ほかのドライブモードのときよりもクルーズコントロールの加減速がスムーズになり、燃費性能および環境性能が最適化されます。これに伴い、車両の速度が設定速度を一時的に上回る、または下回ることがあります。
「クルーズコントロール ECO」の「Eco Cruise ドライブモード」の補足情報を参照してください。
クルーズコントロール Dynamic Cruise
Dynamic ドライブモードでは、ほかのモードのときよりもクルーズコントロールの加減速が強く感じられ、ダイレクトに伝わる印象を受けます。