アダプティブクルーズコントロールの車間時間の設定
アダプティブクルーズコントロール(ACC1)では、車間時間の設定を変更することができます。
先行車両との車間時間は増減させることができ、1~5本の横線によってドライバーディスプレイに表示されます。線の数が多いほど、車間時間が長くなります。横線が1本であれば、前方の車両まで約1秒であることを示し、横線が5本あれば、約3秒であることを示します。
車間警告機能の作動中も同じシンボルが表示されます。
ノート
ドライバーディスプレイのシンボルが2台の車両を表示している場合、ACCはプリセットの車間時間で前方の車両に追従しています。
車両が1台だけ表示されている場合、前方の適度な範囲内に車両がいないことを表しています。
ステアリングリモコンのボタン(1)または(2)を押して、車間時間を長くまたは短くします。
現在の車間時間が距離インジケーター(3)に表示されます。
前方を走行している車両の後をスムーズかつ快適に走行できるように、状況によりアダプティブクルーズコントロールが、車間時間を大幅に変更する場合があります。低速走行時、車間距離が短いときは、アダプティブクルーズコントロールが車間時間を若干増やします。
ノート
- 車速が速くなるほど、一定車間時間に相当する計算上の距離(単位:メートル)が長くなります。
- 各地の交通法規で許可されている車間時間のみを使用してください。
- アダプティブクルーズコントロールがオンになっているときに速度の上昇に反応しないように思われる場合、先行車との車間時間が設定時間よりも短いことが考えられます。
注意
- かならず現在の交通状況に適した車間時間を使用してください。
- 車間時間が短いと、不測の事態が発生した場合に回避操作を行う時間が制限されることを運転者は認識しておく必要があります。
ACC による先行車両との距離の維持方法*を設定する
運転者は、アダプティブクルーズコントロールによる先行車両とのプリセット車間時間の維持方法を数種類の走行スタイルから選択することができます。選択には、ドライブモードコントロール DRIVE MODE を使用します。
以下のオプションのいずれかを選択します。
- Eco - ACC は最適な燃料消費量を重視します。したがって、先行車両との車間時間は長くなります。
- Comfort - ACC は先行車両との設定車間時間をできるだけスムーズに守ることを重視します。
- Dynamic - ACC は先行車両との設定車間時間をさらに忠実に守ることを重視します。したがって、状況によっては、急加速/急減速の機会が増えることになります。
詳細情報については、「ドライブモード」の項を参照してください。
補足情報が「クルーズコントロールの速度を管理する」および「ECO ドライブモード」の項にも記載されています。