レーンアシスト

レーン・キーピング・エイド(LKA1)の機能は、高速道路や同様の主要道路を走行中に、車両が現在の車線から不意に逸脱する危険を低下させることに役立ちます。

レーン・キーピング・エイドはステアリング操作を行って車両を車線内に戻し、ステアリングホイールの振動で運転者に警告します。

レーン・キーピング・エイドは、車線境界線がはっきりと視認できる道路で速度が65~200 km/h (40~125 mph)のときに作動します。

狭い道路では、この機能は利用できないことがあります。この場合は、スタンバイモードになります。道幅が十分な広さになると、機能は利用できる状態に戻ります。

P5-1507-DAS Princip för DAC
カメラが道路/車線の境界線を検知します。
P5-1507-LKA Princip Styrhjälp
レーンアシストはステアリング操作を行って車両を車線内に戻します。
P5-1507-LKA Princip Varning+Styrhjälp
レーンアシストはステアリングホイールを振動させて警告します2
設定に応じて、レーンアシストは以下のように動作します。
  • アシスト3 がオンの場合:車両が車線境界線に接近すると、LKA が軽度のステアリングホイール操舵力を駆使して、自発的にステアリング操作を行い、車両を車線内に戻します。
  • 警告3がオンの場合:車両が車線境界線を越えそうになると、ステアリングホイールの振動により運転者に警告します。

 ノート

方向指示器を使用している場合、レーンアシストによるステアリング補正または警告はありません。

 注意

  • レーン・キーピング・エイド機能は、走行安全性を向上させるための補助的な運転者サポートであり、交通条件、気象条件および道路条件によっては対応できない状況があります。
  • この機能は運転者の注意および判断に代わるものではありません。現行の交通規則および規制に従い、ほかの車両と適切な距離をとって、適切な速度で安全に車両を運転することは、つねに運転者の責任です。

レーンアシストが介入しない

P5-1507-LKA Princip Gena i kurva
急な内向きカーブでは、レーンアシストは作動しません。

方向指示器を使用しているときやカーブをショートカットするときなど、状況により、レーンアシストはステアリングアシストまたは警告による介入のいずれも行わず車線境界線を越えることを許容します。

  1. 1 Lane Keeping Aid
  2. 2 車両が車線から逸脱している時間が長くなるほど、ステアリングホイールの振動も長くなります。
  3. 3 「レーン・キーピング・エイドのオン/オフ」の項の「LKA のアシストオプション」を参照してください。