セーフティ

私たちは調査を通じて安全性の向上を図り、データに基づいて意思決定を行っています。ボルボは1970年代以降、43,000台以上の実際の事故車両と約72,000人の関係者の情報をもとに解析を続けてきました。

ボルボ・カーズの試験施設の内部

E.V.A.プロジェクト - Equal Vehicles for All(すべての人に平等な自動車)

ボルボは男性のみならず女性や子どもも含めたすべての人の安全を考えています。

「長期にわたって実際の事故から収集したデータにより、 男性、女性、子どもそれぞれの負傷を事故形態ごとに特定できるようになりました」

ボルボ・カーズ・セーフティセンター シニアテクニカルリーダー ロッタ・ヤコブソン博士

世界を変えた革新的な安全機能

自動車のシャシーのデジタル線画
側面衝撃吸収システム(SIPS)

ボルボが開発した革新的安全機能のひとつである側面衝撃吸収システム(SIPS)の乗員保護性能は、優れたボディ構造によって実現されています。SIPSはサイド・エアバッグとの組み合わせにより、乗員の体格や性別を問わず、胸部の深刻な負傷を50%以上軽減できることが研究により明らかになっています。

自動車のシャシーのデジタル線画
すべての乗員の頭部を保護

SIPSに加えてインフレータブルカーテン(頭部側面衝撃吸収エアバッグ)を装備することで、自車側面に衝突される事故で頭部を負傷する危険を約75%軽減できます。0.04秒で展開するこのエアバッグは、前席と後席の両方の乗員保護を向上させた初の安全装備です。

ドライブを楽しむ二人の女性

もっとも効果的に命を守る安全装備

ボルボが60年以上前に導入した3点式シートベルトは、これまでに100万人以上の命を救ってきました。あらゆる事故において、乗員の体格や性別を問わず、もっとも効果的な安全装備。それがシートベルトなのです。

無数のドットにより人型を描いたデジタルレンダリングと数行のメッセージ文。

研究結果の共有

安全はすべての人に平等な権利であると、私たちは考えています。2019年、私たちはE.V.A.プロジェクトに基づき、40年以上にわたって行ってきた安全に関する研究結果を公開しています。研究論文は誰もがダウンロードできます。

ボルボの先進安全・運転支援機能はドライバー自身による安全運転を前提としたシステムであり、注意散漫な運転、無謀な運転、
その他の危険もしくは違法な運転を補助または奨励するものではありません。安全運転の最終的な責任は、いかなる状況でもドライバーにあります。記載された機能や装備は国や地域により標準装備されていない、
あるいは選択できない場合があります。