Rechargeモデルを充電する
Rechargeモデルの充電について知っておきたい基礎知識

Rechargeモデルと過ごす毎日をより充実したものにするためには、充電に関する知識が欠かせません。あなたのライフスタイルにちょうどいい充電方法を見つけましょう。
排出ガスを一切出さず、あらゆる速度域において感じられる高い静粛性は、何にも勝る魅力でしょう。高電圧バッテリーとデュアル電気モーターを搭載したC40 Rechargeは、これからの進むべき道を切り開くモデルです。
燃料消費は最小限に、効率と楽しさは最大限に。Rechargeモデルのプラグインハイブリッドシステムは、「Pure」「Hybrid」「Power」の各ドライブモードに応じて電気モーターとガソリンエンジンを協調制御。システムの存在を意識させない扱いやすさを実現しながら、排出ガスを可能な限り削減します。
充電して走る、ボルボのRechargeモデル
ライフスタイルに合わせて最適なモデルをお選びいただけるように、ボルボ全モデルにプラグインハイブリッド車をラインナップしています。
どこで充電できますか? 身近にある充電設備が多いほど、充電して走る電動パワートレーン車の恩恵は大きくなります。




確実に充電できる場所を確保できる
自宅の駐車スペースや勤務先の駐車場での充電が可能で、電源や充電器が確実に利用できるのであれば、毎日の生活のなかでごく自然に充電を済ませることができます。電気自動車とプラグインハイブリッド車の両方に最適な環境といえるでしょう。

空いていれば利用できる
自宅での充電が困難で、頻繁に利用する駐車場でも常時充電できるとは限らないなら、充電が不十分でもエンジンで走行できるプラグインハイブリッド車のほうが、より柔軟に対応できます。走行パターンや充電設備の空き具合によっては、電気自動車のほうが適している場合もあります。

主に公共の充電設備を利用する
ジムやショッピングモールのような場所で、公共の充電設備を短時間だけ利用する機会が多いなら、プラグインハイブリッド車が最適な選択肢でしょう。あるいは、ブレーキ回生による充電機構を備え、外部からの充電が不要な、マイルドハイブリッド車が適しているかもしれません。
どれくらいの頻度で充電する必要がありますか? 充電する車両の使用頻度と走行距離によって変わります。
日常的な用途での短距離走行
電気自動車なら日常的な用途で使用した場合の終日の走行距離は十分にカバーできるので、週に数回程度の充電で済むものと考えられます。プラグインハイブリッド車の場合は、電気モーターのみで走るEVモードでは片道しか電力が持たないのであれば、燃料消費を抑えるためにも片道ごとに充電したほうがいいでしょう。
中程度の走行距離
電気自動車なら日常的な用途で使用した場合の終日の走行距離は十分にカバーできますが、一度に走る距離によっては目的地に到着した時点で充電する必要があります。プラグインハイブリッド車では、電気と燃料の両方を使用することになるでしょう。
旅行などでの長距離走行
電気自動車には長距離通勤や週末旅行に十分な最大走行可能距離が確保されていますが、途中で充電できる余裕を旅程に組み込んでおく必要はあるでしょう。プラグインハイブリッド車では、電気と燃料の両方を使用することになります。
充電にはどれくらいの時間がかかりますか? 所要時間は充電方式と車両の仕様によって異なります。*
*充電時間は、屋外温度、現在のバッテリー温度、充電機器、バッテリー状態、車の状態などの要因にも左右されます。

電気自動車を充電する
電気自動車のバッテリー寿命を最大限に伸ばすためには、バッテリー充電は容量の最大90%までにとどめ、また使用時には電池残量が20%以下にならないように維持されることをお勧めします。電気自動車は通常の日帰り旅行のために十分な走行距離を走行することができ、通常の街中での使用であれば、一週間に一度の充電で事足りるはずです。
直流急速充電の場合(50~150kW)

プラグインハイブリッド車を充電する
電気モーターの駆動時間を最大限に増やすためにも、常に100%まで充電するように心がけましょう。ガソリンエンジンも搭載されていますので、走行中に充電残量を気にする必要はありません。
3.6kW交流急速充電器/ウォールボックス/家庭用200V交流充電ケーブルの場合
電動パワートレーン車の維持費は、 同等の内燃エンジン車よりもはるかに低コストです。
プラグインハイブリッド車や電気自動車には多くの国で税制上の優遇措置が設けられており、購入時の費用負担を相殺できます。日本では、自動車税や自動車重量税が減免されるほか、電気自動車では購入時に補助金が支給されます。
電気自動車の場合、可動機械部品やフルード類が少なくなるため、サービスやメンテナンスのコストを低く抑えられるケースが少なくありません。
電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電は、多くの場合、自宅や勤務先にて行うことになります。その際にかかる電気料金は、内燃エンジン車が同等の距離を走行するために要する燃料費に対し、大幅に低く抑えられます。
Rechargeモデルのラインナップ

電動パワートレーン車の充電に関する疑問にお答えします。
プラグインハイブリッド車に使用されているバッテリーの種類は?
プラグインハイブリッド車には、電気自動車よりも小容量ながら、同種のリチウムイオンバッテリーが使用されています。
プラグインハイブリッド車をEV走行させた場合の走行可能距離は?
車種によって異なりますが、プラグインハイブリッド車で「Pure」モードを選択した場合、最大40km以上の距離を走行できるので、通勤や買い物などの日常的な用途は排出ガスを発生させないEV走行で対応可能です。勤務先やその他の目的地で充電する機会が得られるなら、ほとんどの短距離移動は電力のみでまかなえるでしょう。
車載バッテリーの充電が完了するまでの所要時間は?
充電に要する時間は充電方式や充電器の出力のほかに、外気温、バッテリーの温度や容量、バッテリーのコンディション、車載されている充電回路の容量などによって変動します。プラグインハイブリッド車の場合、一般的な家庭用200V交流充電ケーブルを使用した場合、 1時間の充電で走行できる距離は7〜14km、充電が完了するまでの所要時間はおよそ2.5~3時間程になります。電気自動車の場合、充電器の出力によって異なりますが、公共の充電ステーションにおいて直流急速充電器を利用する場合は、10分の充電で40〜100kmを走行できます。150kW直流急速充電器では0%から80%まで約40分が目安です。
プラグインハイブリッド車の充電に適したケーブルは?
ボルボのプラグインハイブリッド車には、家庭用電源で使用できる軽量な充電ケーブルが付属しています。また、車両の充電ソケットには、交流充電器や公共の充電ステーションの充電ケーブルも接続可能です。充電ケーブルが備えられていない交流充電器を利用する場合は、車載の充電ケーブルをご利用ください。
完全に充電した状態から走行可能な距離は?(欧州仕様参考情報)
電気での最大走行可能距離は、外気温、エアコンなどの装備の使用状況、運転方法をはじめとするさまざまな要因によって変動しますが、完全に充電したXC40 Recharge Pure Electric(欧州仕様車、日本導入未定)は最大418km*を走行可能です。プラグインハイブリッド車のEV走行は比較的短距離に限られますが、充電できない状況でもガソリンエンジンで走り続けられる柔軟性を備えています。XC40 Recharge Pure Electricでは、GPSナビゲーションシステムに組み込まれたルートプランナーがバッテリーの残存電力を監視しており、適切なタイミングで充電できるルート沿いの充電ステーションを案内**させることで、移動中でも計画的な充電が可能です。 *走行可能距離はWLTPおよびEPAに基づく計測値であり、実際には使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて大きく異なります。記載された各種数値は最終車両認定保留中の暫定値です。**Googleのサービスが提供されている場所で利用可能です。
自宅で充電する場合にかかる時間は?
自宅での充電に要する時間は、電源の仕様や充電方式によって変動します。6kWの普通充電器を利用する場合は1時間あたり30kmを走行できる電力を充電でき、C40 Rechargeを完全に充電するには16時間が必要です。
電気自動車の充電にかかる電気料金は?
電気料金は国や地域によって異なりますが、多くの場合、内燃エンジン車で同等の距離を走行する際に必要となる燃料費よりも低く抑えられます。充電ステーションではなく自宅や勤務先で充電できる場合、特に深夜電力を契約していて適用時間帯に充電できる場合は、さらに充電コストを引き下げることができます。