ドライブモード*

ドライブモードを選択すると、走行特性が変化して、ドライビングエクスペリエンスが向上し、特殊な状況で走行しやすくなります。

ドライブモードを使用すると、さまざまなドライビングニーズに応じて多くの機能や設定を素早く利用することができます。以下のシステムは、個々のドライブモードで走行性能を最大限に引き出せるように調整されています。

  • ステアリング
  • エンジン/トランスミッション1/全輪駆動*
  • ブレーキ
  • 衝撃吸収
  • ドライバーディスプレイ
  • Start/Stop機能
  • エアコンディショナー機能

現在の走行条件にもっとも適したドライブモードを選択してください。状況に応じて選択できないドライブモードがあることに注意してください。

ドライブモードの選択

P5-1717-ALL-Drive mode switch
ドライブモードコントロールの DRIVE MODE を押します。
センターディスプレイにポップアップメニューが開きます。
ホイールを上または下に回して、設定したいドライブモードを選択します。
ドライブモードコントロールを押すか、タッチスクリーンに直接タッチして選択を確定します。
選択したドライブモードはドライバーディスプレイに表示されます。

ドライブモードが選択できないときは、メッセージが表示されます。

以下はその例です。
  • ギアがマニュアルのため選択不可
  • バッテリー低下のため選択不可
  • 低温のため選択不可
  • 制限のため選択不可
  • 高速運転中は選択不可

選択可能なドライブモード

COMFORT

  • これは車両の通常モードです。

始動したとき、車両は Comfort モードで、Start/Stop機能がオンになります。この設定では、車両を快適に感じ、ステアリングが軽く、衝撃吸収がやわらかくて、車体の動きが滑らかです。

二酸化炭素排出量については、このモードで認証を受けています。

ECO

  • Eco モードでは、エネルギー効率の高い、環境に配慮した走行向けに車両が調整されます。

このドライブモードを使用すると、例えば、Start/Stop機能がオンになり、一部のエアコンディショナー設定の出力が低減されます。

ドライバーディスプレイには、燃料効率のよい運転を促すECOゲージが表示されます。

このドライブモードの詳細については、「ECOドライブモード」の項を参照してください。

DYNAMIC

  • Dynamic モードの場合、車両はよりスポーティな特性を持ち、加速に対し迅速に反応します。

ギヤチェンジが高速化してはっきり認識できるようになり、トランスミッションはトラクションの大きいギヤを優先します。

ステアリング応答が速くなり、衝撃吸収が硬めになって2、車体が道路に追従し、コーナリング時のロールが低減します。

Start/Stop機能はオフになります。

INDIVIDUAL

  • 個人の好みに応じてドライブモードが調整されます。

最初に基本のドライブモードを選択してから、好みの走行特性に応じて設定を調節してください。この設定は独自の運転者プロフィールに保存されます。

独自のドライブモードは、最初にセンターディスプレイで有効にした場合にのみ利用できます。

P5-1507-Individual drive mode settings view
独自のドライブモードの設定ビュー3
トップビューで 設定 をタップします。
My Carドライブモード の順にタップして、INDIVIDUALドライブモード を選択します。

プリセット で、エココンフォートダイナミック の中から、最初のドライブモードを選択します。

選択に応じて、以下の設定を調節します。

  • メーター
  • ステアリングパワー
  • パワートレイン
  • ブレーキ特性
  • サスペンション制御
  • ECO温度調整
  • Start/Stop
  1. * オプション/アクセサリー。
  2. 1 オートマチックトランスミッション車に適用されます。
  3. 2 Four-C に適用されます。
  4. 3 図は概略図です。配置は、車両モデルまたはソフトウェアのアップデートにより異なる場合があります。