充電ケーブルの地絡ブレーカー

充電ケーブルには、漏電遮断器が内蔵されており、システムの不具合により漏電が発生した場合に車両とユーザーを感電から保護します。

 注意

ハイブリッドバッテリーの充電には、かならず接地された認可済み200V電源コンセント(交流)を使用してください。コンセントまたはヒューズ回路の容量がわからない場合、資格のある電気工事士に依頼して容量を確認してください。ヒューズ回路の容量を超えて充電すると、火災が発生する、またはヒューズ回路が損傷するおそれがあります。

 注意

  • 充電ケーブルの過電圧保護装置は、車両の充電システムの保護に役立ちますが、過負荷が絶対に発生しないと保証することはできません。
  • 明らかに摩耗または損傷している電源ソケットは、絶対に使用しないでください。火災または大ケガの原因になるおそれがあります。
  • 充電ケーブルは、絶対に延長ケーブルに接続しないでください。
  • ハイブリッドバッテリーのメンテナンスまたは交換は、かならず教育を受けた有資格のボルボサービスメカニックが行なう必要があります。
  • 推奨されていない充電ケーブルは、使用しないでください。
  • 充電ケーブルと電源ソケットの間に、外部タイマーを使用しないでください。
  • 充電ケーブルとパワーソケットとの間に、1つまたは複数のアダプターを使用しないでください。

 重要

漏電遮断器は、200V電源コンセント(交流)/電気設備を保護しません。

P5P6-2017- Electric drive- Control module cable
コントロールボックスLED1ランプ
  1. P5-Icon red circle 1LEDランプ

コントロールボックス内の漏電遮断器が作動した場合、LEDランプが赤く点灯します。200V電源コンセント(交流電流)を点検してください。電気主任技術者に電源ソケットの点検を依頼するか、または別の電源ソケットを使用してください。

P6-2017- XC40H Control unit current

 重要

  • 電源ソケットの容量を確認してください。
  • 総負荷を超えている場合、同じヒューズ回路に接続されているほかの電子機器を切り離す必要があります。
  • 電源ソケットが損傷している場合、充電ケーブルを接続しないでください。
  1. 1 LED (Light Emitting Diode)