回避操作ができない場合の City Safety

City Safety には、ステアリング操作だけでは衝突を回避できない場合に、早めに自動的にブレーキをかけて運転者を支援する機能があります。

City Safety は、遅い段階で前方に低速走行の車両または停止中の車両が見つかった場合に備えて、横に「逃げ道」があるかどうかを予測し続けることにより運転者を支援します。

P5-1617-s+v90 CitySafety Multi Target
自車(1)は前方の車両(2)を回避できる方法がないことを「予見」しているため、早めにオートブレーキをかけることができます。
P5-Icon red circle 1自車
P5-Icon red circle 2低速走行/停止中の車両

運転者がステアリング操作により衝突を回避できる可能性がある間、City Safety はオートブレーキ機能による介入を行いません。

ただし、隣の車線の混雑状況から回避操作ができないと予想した場合、City Safety 機能は早い段階で自動的にブレーキをかけ始めることにより運転者を支援することができます。

 注意

  • City Safety の特定の状況を予測する機能は、走行安全性を向上させるための補助的な運転者サポートであり、交通条件、気象条件および道路条件によっては対応できない状況があります。
  • City Safety は運転者の注意および判断に代わるものではありません。現行の交通規則および規制に従い、ほかの車両と適切な距離をとって、適切な速度で安全に車両を運転することは、つねに運転者の責任です。

回避操作ができない場合の City Safety の限界

 ノート

本機能は一部機能に限界のある車両のカメラユニットを使用しています。「カメラユニットの機能の限界」を参照してください。

 ノート

本機能は一部機能に限界のある車両のレーダーユニットを使用しています。「レーダーユニットの機能の限界」の項を参照してください。

関連資料