けん引フックの取り付け/取り外し

けん引にはけん引フックを使用します。けん引フックは、フロントまたはリアバンパーの右側にある、カバーがついたネジ式のソケットに取り付けます。

 ノート

トウバー装備車の場合、けん引フック用のリアマウンティングはありません。

けん引フックの取り付け

P5-1507 Towing eyelet storage
P5-Icon gray box 1

けん引フックをカーゴスペースのフロアの下にあるフォームブロックから取り出します。

P5-1617-XC90-towing eyelet front step 2
P5-Icon gray box 2

フロント:カバーの取り外し – 車両のキーまたは小さなドライバーを穴に差し込み、カバーを慎重に押し開いてください。

カバーは中心線を軸に旋回させて取り外すことができます。
P5-1617-XC90-towing eyelet back step 3
P5-Icon gray box 3

リア:カバーを取り外すには、指でマークを押しながら、反対側/コーナーを広げます。

カバーは中心線を軸に旋回させて取り外すことができます。

けん引フックを端部に到達するまでねじ込みます。

P6-1746-XC40-Towing eye with wheel bolt wrench as lever

けん引フックを確実にねじ込みます。例えば、ホイールレンチ*を輪に通して、てこの原理で締めつけます。

 重要

けん引フックを所定の位置にしっかり止まるまでねじ込むことが重要です。

けん引フックを使用する前の留意事項

  • レッカー車の平台へ車両を引き上げるときには、けん引フックを使用できる場合があります。車両の位置と車高により、使用の可否が決まります。
  • レッカー車のスロープの傾斜が急すぎる場合、または車高が十分ではない場合、けん引フックで車両の引き上げを試みると、車両が損傷するおそれがあります。
  • 必要に応じて、レッカー車のリフティング装置を使用して車両を持ち上げます。けん引フックは使用しないでください。

 注意

車両をレッカー車の平台へ引き上げる際は、レッカー車の後ろに人が立っていたり、物が置かれていてないか、かならず確認してください。

 重要

けん引フックは、路面での車両のけん引専用です。溝に落ちた車両の引き上げなどには使用しないでください。車両移動が必要な場合は、レッカーサービスに連絡して救援を求めてください。

けん引フックの取り外し

使用後はけん引フックをゆるめて取り外し、そのフォームブロックに戻します。

最後にカバーを忘れずにバンパーに付け直してください。

  1. * オプション/アクセサリー。